K's Diary

時はわたしに めまいだけを残していく
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石の繭 殺人分析班

連続ドラマW 石の繭 殺人分析班 [DVD]
TCエンタテインメント (2016-03-18)
売り上げランキング: 21,387

ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた死体が発見された。
刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子(木村文乃)は、事件の捜査会議中、“トレミー”と名乗る犯人から捜査本部に入った電話で、交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら、警察を挑発する“トレミー"に振り回される塔子。そんな中、“トレミー”の予告通りに、第2の犠牲者が出てしまう。被害者はまたしても、セメントで塗り固められていた…
犯人の動機は?犯人はなぜセメントにこだわるのか?現場に残されたヒントが意味するものとは?被害者に共通するものは?やがて、犯人の驚くべき本当の狙いが浮かび上がる。


WOWOWオンデマンドにて視聴。
原作は未読ですが面白いらしいです。読友さんからかなりプッシュいただきました。

なんといっても鷹野刑事役の青木崇高さんがイイですねえ。
無骨で硬派で、顔コワいんですけどω
変に尖ってるばかりじゃなくて後輩に対する愛も感じられて、彼のその冷静沈着さに救われます。
捜一課長役の段田さんもええ味だしてました。
結局は終始いい人だったんですが、なんというかキャラ的に裏読みしてしまう癖があるので、もしかしてコイツが、、、とか邪推してしまったことをここで深くお詫びさせていただきます。ごめんね☆

たしかに母親を惨殺された犯人の気持ちも判るし、取り逃がした警察を恨むのも判るんですが、しかし如月親子に対する彼の行動はあきらかに逆恨みでしかないし、悲しみや怒りが彼を怪物にしてしまったといえばそうかもしれないけど、わたしはやっぱりもともと彼はサイコパスだったんじゃないかなと思いました。

てか、あんなに可憐でかわいい塔子ちゃんを見てもまったく心を動かされないなんてまっとうな男じゃないと思うわ!(ソコ?)

それにしてもひと昔まえなら捜査班のたまり場といえば手狭な小料理屋か大衆居酒屋が定番だったような気がするけど、今どきは閉店後のおしゃれなカフェ(イタメシっぽい感じの食事の後)でスマートに捜査ミーティングするなんざ、時代やねえとしみじみ。

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かれこれ半月ぶりくらいにパソコンを立ち上げたら、フラグインの無効やらアップデートやらでなんかメンドクサイことになっていてちょっとうんざり。
ipadを購入してからは、たいていのことはこれでまかなえるので、よっぽどでない限りPCなんて立ち上げなくてイイわと思っていたけど、なんか放って置いたらそれはそれで煩わしい作業が増えるので、やっぱり二日に一度くらいは立ち上げようかしらん。

先日の寒波が夢だったみたいに暖かい日がつづいています。
このまま順調に春になってくれればイイけど、そうはうまくいかんやろね。
でもまあそろそろ梅もほころんできたし、また「鈴鹿の森庭園」に行かなくちゃ!

1月に読んだ本のまとめ

2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5059ページ
ナイス数:941ナイス

新世界より(下) (講談社文庫)新世界より(下) (講談社文庫)感想
真理亜と守の子どもの存在は、新世界で魔王のように君臨する人類の鏡のようなもの。なるほど、彼は悪鬼などではなかった。ただ、呪力を持つ者の恐怖や傲慢や残虐性を無垢に跳ね返していただけなのかもしれない。また呪力は富や肌の色などと置きかえることもできるだろう。スクィーカーをあそこまで追い詰めたもの。理不尽なこの世界に対する耐えがたい怒り、憎しみ、そして絶望。彼の咆哮は胸に深く突き刺さってどろどろと血を流す。人間はどこまでも賢く、どこまでも残酷だ。辛くやり切れない物語だったが、おもしろかった。
読了日:1月29日 著者:貴志祐介

大きな森の小さな密室 (創元推理文庫)大きな森の小さな密室 (創元推理文庫)感想
「倒叙」や「バカミス」といったようにテーマの決まった短編集。しかも個性的な探偵たちが各話をバトンリレーしていき、最後には彼らがくるりと輪になるという趣向。お気に入りはマッドサイエンティストが登場するSFミステリ『遺体の代弁者』。遺体の海馬をスライスして、生きている人間の海馬に接続し記憶を視るというその名も"スピーカー・フォア・ザ・デッド・システム"。これにはさすがの薪ちゃん(『秘密』のね)もあんぐりやね。しかし「間抜け」はセーフで、「モルモット」はアウトとか基準が面白すぎる〜
読了日:1月28日 著者:小林泰三

新世界より(中) (講談社文庫)新世界より(中) (講談社文庫)感想
エロ・グロ・バイオレンス。そして友情。血塗られた歴史を引きずるソーゼツな舞台装置といい、思春期の少年少女たちがおそらくダイスキであろうファクターを惜しみなくぶっこんだ壮大なスケールで迫る新世界。知恵と勇気と呪力で繰り広げられる、選ばれし子供たちの哀しみと殺戮の物語。中盤戦。悪鬼の暴れ方がまるで『AKIRA』か『北斗の拳』みたいで、ぐちゃっとミンチにされちゃう肉体損壊の仕方がどえりゃあ残虐。また早季がおこげのように男子二人のいちゃいちゃを盗み見するとか、あんたらほんまに十四歳?
読了日:1月26日 著者:貴志祐介

黒百合黒百合感想
冒頭の「ふたり同時につまづき、折り重なって転んでしまったような、そんな初恋だった」というセンテンスは、『ハチクロ』の「人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった」に匹敵する?ほど胸きゅんストーリーを予感させてすでにつかみはOK。遠い夏の日。水彩画のような淡くノスタルジックな風情と幼い恋。うつろう心の機微の瑞々しく繊細な描写がしっとりと胸に沁みこんでいく。すごいのはミステリとしての衝撃が、この切なく美しい物語の結末を邪魔していないということ。文芸とミステリの融合とは、こういうことか!
読了日:1月26日 著者:多島斗志之

彼女が追ってくる (祥伝社文庫)彼女が追ってくる (祥伝社文庫)感想
今回もとてもおもしろかった!『彼女が追ってくる』というタイトルからてっきり“彼女”とは優佳のことかと思ったけれど違ってた。でもなるほどこのタイトルは秀逸で、寒気がするほど腑に落ちる。倒叙形式で始まるコテージでの殺人。タイムリミット付きの警察未介入。そして登場人物による事件解明へのディスカッションの楽しさ。このお約束感がたまらないっ☆もののついでのようにふわりと真相を語り破滅に導く、可憐な死神のような優佳の微笑みが不気味。しかし加害者の最大の敵は、最後まで被害者なのであった。
読了日:1月22日 著者:石持浅海

ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)感想
なんだかんだでついつい読んじゃう<ドS刑事シリーズ>の第三弾。今回はマヤの学生時代の友人キリコの事件(十二年前)と現在の猟奇殺人事件とが交互に展開するという構成。映画『セブン』をほうふつとする殺害方法に、少女マヤと巨匠アルジェントとの運命の邂逅。ラストの死体入れ替わりトリックはいくらなんでも都合よく杜撰なんじゃないの?警察?とかってヤボなことはまあ置いといて、スナッフフィルムが絡むサスペンスフルなストーリーにハラハラしつつとても愉快に読了。しかし最後のあしゅら男爵事件…気になる。
読了日:1月21日 著者:七尾与史

わたしたちが少女と呼ばれていた頃 (碓氷優佳シリーズ)わたしたちが少女と呼ばれていた頃 (碓氷優佳シリーズ)感想
特別好感のもてるヒロインじゃないのになぜか気になってしまう<碓氷優佳シリーズ> 本書は彼女がまだ高校生だった頃のエピソードをまとめた短編集。可憐な容姿と怜悧な頭脳を併せもち、ほとんど怪物並みの推理力で余計なお世話的に相手の心理にぐいぐい肉薄してあっという間にまる裸にしてしまうという、とおおってもはた迷惑なおじょうさん。しかも看破するのみ。彼女の関心は純粋にそれだけ。そんな末恐ろしい美少女、優佳に目をつけられてしまった“あの方”の行く末についと思いを馳せると、思わず胃酸が逆流しそうだわ。
読了日:1月18日 著者:石持浅海

殉教カテリナ車輪 (創元推理文庫)殉教カテリナ車輪 (創元推理文庫)感想
しんしんと降り積もる冷たく淋しい雪の日に読んだことで、本作がいっそう味わい深いものになったような気がします。読了後はド本格を読んだ満足感とともに、『日曜美術館』の最後のナレーションを聴いているような、静謐でもの哀しいミステリアスな余韻が残されます。同じく図像学とミステリとの美しき融合にもうっとり。絵から紐解かれる謎。謎を塗り込めた絵画。学芸員もまた探偵なのですね。ユニークな構成でとてもおもしろかったです。
読了日:1月17日 著者:飛鳥部勝則

新世界より(上) (講談社文庫)新世界より(上) (講談社文庫)感想
読む漫画という印象。なかなか背景やストーリーが理解できずちょっと置いてけぼり感があったのだけど、しゃべる移動図書館が登場したあたりからじょじょに物語に入っていけた。少年たちのサバイバルな冒険譚、というにはあまりにも過酷な展開。それにさすが貴志さん、残虐さに容赦ないわ。そんなにガツガツ殺さんでも…。なんかマシンの登場しない『スター・ウォーズ』みたいな世界やなとか思いながら(呪力がフォースとタブるし)今後彼らにどのような試練と地獄が待ち受けているのか、知りたいような知りたくないような…
読了日:1月14日 著者:貴志祐介

動機、そして沈黙動機、そして沈黙感想
ちょい官能風味のミステリ。どこかシュールな笑いを誘う。初っぱなからの『ぼくが彼女にしたこと』での主人公のぐだぐだぶりがナイス。このイイ感じに脱力感いっぱいのシニカルな幕切れに、ああ、これはアタリやったと確信。特に面白かったのは『九のつく歳』。おぞましいストーカー被害から一転の破滅。人間わるいことはできないもんですナ。『迷い込んだ死神』はもうお気の毒としか云いようがない。そらキレるわ。表題作『動機、そして沈黙』はオチの異様さと会話劇の楽しさもあって、ぜひ芝居でやってみたいなと思った。
読了日:1月14日 著者:西澤保彦

人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス)人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス)感想
美少女の亜衣はひょっとしたら男の子なんじゃないかとか、もしかしたらこれは叙述ってやつかもしれないとか、真の誘拐犯は実は藤田だったんじゃないのか、とかいろいろぐるぐる考えていたけどぜんぶハズレ。いちばん不自然でアヤシイ人間は犯人じゃないというセオリーを信じきっていたわたしはアホです。イレギュラーな角度から入るクローズド・サークル。同じように登場人物もどこか歪でけったいな人たちばかり。ただぜっかくのお館ミステリですもの、欲をいえばもう少しお屋敷自体に奇っ怪な特色があればなお良かったなー。
読了日:1月12日 著者:石持浅海

星宿る虫星宿る虫感想
体内をキラキラと発光させ、放った超音波の反射により周囲に讃美歌のような音を発しながら星空に向う姿はさながら銀河鉄道のよう。そんな幻想的でロマンチックな光景とは裏腹に、奴らは意外に獰猛だ。あまつさえ、玲子センセイの過去話がソーゼツすぎて震えた。また彼女がとったその後の報復の仕方にも。赤堀さんの「ウジ茶」どころのレベルではなし。最後まで虫の行動の意味するところがなんなのか解らなかったのだけど、謎の宗教団体が崇めていた隕石の伏線もあり、なるほどそーゆーオチなのかあ。『Xファイル』やね。
読了日:1月11日 著者:嶺里俊介

君の望む死に方 (ノン・ノベル)君の望む死に方 (ノン・ノベル)感想
殺されようとする者と殺そうとする者。そしてその行爲をアシストするのが当の被害者本人という、一歩間違えばあわやコントになりそうなキワドイ設定。だが彼の目論みはひとりの女性の出現によってことごとくご破算になっていく。余命いくばくもない日向が最期に叶えたかったこと。それは親友の息子である梶間に殺されること。その動機とはなにか。エスパーのような優佳が相変わらず人間離れしていて怖ひ。探偵が聖人君子であれとは思わないけれど、彼女の中に聡明で冷酷な邪気のない悪意みたいなものを感じてひそかに戦慄する。
読了日:1月9日 著者:石持浅海

セーラー服と黙示録 (角川文庫)セーラー服と黙示録 (角川文庫)感想
ああ、やはり紛れもなく“まほろ”であった。耽美でゴージャスで圧倒的な文章力で迫る本格探偵小説。漢字に片仮名ルビ多用なのもお約束。判りにくいってば!推理を含め全体的にとても知的でエレガントなのに、挟まれる会話や小ネタなどがアニオタ的。この辺、オバサンにはちょっと気恥ずかしい。はふう。探偵たちに「動機」「手口」「犯人当て」と役割分担させているところがユニーク。ちょっと異世界テイストの美少女系青春ゴシックミステリ。すばらしくロジカルで小粋な彼の作風が学生に人気があるのもわかるナ。
読了日:1月7日 著者:古野まほろ

花と流れ星花と流れ星感想
〈真備シリーズ〉の短編集。うっかりと未読でした。でもひさびさに彼らに会えてうれしい。こちらは作品のおもしろさもさることながら、作中の道尾さんが三重県出身であるということに変なテンションが上がりまくるのだ。よくぞこんな地味な県を(よりによって)チョイスしてくださいました。本書は透きとおるような悲しみをたたえた『流れ星のつくり方』に始まり、やるせない想いに胸がつぶれそうになる『花と水』まで、静謐で湿度があって、淋しい優しさに満ち溢れた作品集。やっぱ〈真備シリーズ〉ええわ。すきです。
読了日:1月4日 著者:道尾秀介


読書メーター



◆◇◆



先月は徒に何年も寝かせつづけていた貴志さんの『新世界より』を読むことができてほんとうに良かった。
つか、ホッとした(´∀`)
買っただけでつい読んだ気になってしまうのが、「ボクの悪い癖」

ダークヒロインの<碓氷優佳シリーズ>もとても楽しかった♪♪♪
お次は<座間味くんシリーズ>に挑戦してみようかな。
その前に今邑さんの<貴島柊志シリーズ>を読破しよう。

今読んでる歌野さんの『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』がとてもおもしろい。
オススメです。
今日は内藤さんの『鬼の蔵 よろず建物因縁帳』と辻さんの『アリスの国の殺人』借りてきました。
恩田さんの『蜜蜂と遠雷』の順番もいよいよ44番目まできたきた!うーん、楽しみ(*´ω`)

ミラクルちゅーんず

こりゃまたスゴい記事が、、、

『 三池崇史が女児向け特撮シリーズの総監督に!新たなる挑戦に反響続々! 』




あの、あの、あの 三池監督女児向け 特撮テレビシリーズ

「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」

総監督・監督 を務めるとなっ!?


嗚呼、三池さん、ついにこのジャンルにまで……
節操のなさ加減がハンパない♪♪♪(スキ)

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昨日は旦那さんのおともで名古屋まで。
(ほんとうに今日じゃなくて良かった!と今朝のカチカチの道路を見ておもう)
帰りがけにビックカメラでipadを購入。念願だったのでとてもうれしい。

タブレットを新調するのは約5年ぶりで、以前のはandroidだったからちょっとドキドキ。
まだ開けてないケド(゚∀゚)

12月に読んだ本のまとめ

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4282ページ
ナイス数:946ナイス

アヒルキラーアヒルキラー感想
あいたたな描写が多くてじゃっかん腰が引けかけるが、個性的で愛嬌のあるキャラクターたちに謎が謎を呼ぶスピーディーな展開、そして映像が目の前にバババっと現れてくるような臨場感に息をするのも忘れるくらいにのめり込んでしまった。またよく考えれば(考えなくても)被害者はソートーに残虐な目に遭いまくってるにもかかわらず、彼らのノリツッコミがこれまた絶妙なもんであんまり悲壮感が漂ってこないという、この良くも悪くも軽いノリがちょっと病みつきになりそうなヨカン。大逆転も気持ちいい。疾走感あふれる痛快作。楽しかったです!
読了日:12月30日 著者:木下半太

人面瘡 (角川文庫―金田一耕助ファイル)人面瘡 (角川文庫―金田一耕助ファイル)感想
『金田一耕助シリーズ』の短編集。あら、どっかで読んだわってお話もちらほら。登場するモチーフや性癖が似かよった作品を意図的に集めたのかしら。そんな印象。とはいえ、5編とも安定のおもしろさでさすが横溝先生。色と欲と怪奇風味がちょうどイイ塩梅。本格推理としても心理サスペンスとしてもたいへんスマートで小気味良いです。また磯川警部との仲良しぶりにもなにげに癒される。被害者をめぐる糸を引くようなドロドロの人間関係は変わらずの横溝節ですが、短編ということもあってテンポよくさらっと読めます。
読了日:12月28日 著者:横溝正史

薔薇十字叢書 神社姫の森 (富士見L文庫)薔薇十字叢書 神社姫の森 (富士見L文庫)感想
小難しい薀蓄やどろんとぬかるんだ雰囲気など、とても本家に近い印象。「京極堂」シリーズに登場する人物や背景がふんだんに盛り込まれていて「ええと。あれはこれでそれはあの時で、、、」とかなり記憶をぎくしゃくさせながら読み進めていました。どんだけ覚えてナイのよ。でも久方ぶりに京極堂の憑物落としの物語が読めてシアワセでした。願わくば、蜘蛛巣城に乗りこんだときの彼の登場シーンがもうすこしドラマチックだとうれしかったかな~。でもって『鵺』はいつかな。待ち遠しいな。
読了日:12月25日 著者:春日みかげ

異形家の食卓異形家の食卓感想
表紙の親子が『オー!マイキー』みたいですでに気持ち悪い。ずぶずぶぐちゅぐちゅにゅぐにゅぐ…と。あらゆる厭らしい擬音もたっぷりでさらに気持ち悪い。世界観は清々しいほど狂っていてみんな考えられないくらい変態。すごいなー。このセンス。田中センセイの頭蓋骨かち割って脳髄とかいろいろずるずる引きずり出して隅々まで検分してみたい衝動にカラレル。また本書が田舎町の図書館にもちゃんと所蔵されていたということもなにげにすごい。ええのか?悪趣味でアブノーマルな描写がぎっしりで、読了後、食欲はかくじつになくなるかも。おえっぷ。
読了日:12月25日 著者:田中啓文

ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)感想
前回で「マヤさんて別にSってわけじゃないよね」というつぶやきが聞こえたがごとく、第2弾ではなかなかのサディストぶりを発揮。てか、デコピンだけで顔面裂傷させるってどんだけデンジャラスな爪もってンすか?しかしそれ以上にどれほど悲惨な目に遭わされ血まみれにながらも嬉しそうにヘラヘラと笑っていられる浜田くんのM体質のほうがものすごおおおく恐ろしい。マジで。タイトルと同じようにどの人もこの人もアルジェントさんの映画のように真っ赤っかに染まっちゃった猟奇殺人事件。今回はホラー色が強め。悪意も狂気も伝染する。
読了日:12月14日 著者:七尾与史

ロズウェルなんか知らない (講談社文庫)ロズウェルなんか知らない (講談社文庫)感想
町おこしエンターテイメント。田舎暮らしの身にとってはとても他人事ではなく、町おこし村おこしの難しさや苦悩を楽しくわくわくと追体験することができた。そんなもんだから、UFO等のヤラセがバレちゃって青年団員が世間や行政から吊し上げを喰らう場面ではこちらもしくしくと胃が痛んだ。また頑なで非協力的な村人を奮起させたのが、駒木野のUFO騒動にのっかって商売するライバル温泉への敵対心というのがちゃっかりしててイイ。ラストも鮮やかで希望がみえる。わたしも彼らの汗と知恵と涙のイベントに参加したい気持ちでいっぱいになった。
読了日:12月13日 著者:篠田節子

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)感想
まるで舞台演劇をみているようなおもしろさ。実際、芝居で観てみたい気持ちがタカマル。倒叙ミステリなので犯人は判っているのだけど、彼の動機が謎のまま。被害者のメガネくんがやらかした何かが、骨髄移植のレシピエントと係わってくるのかな?と推理していたが違ってた。なんと動機はそうでしたか。はー。それゆえの10時間だったとは!目から鱗がぽたぽた。それにしても探偵役の彼女がかなり不気味で怖ろしいわー。真っ当な正義より犯人の方にガゼン肩入れしてしまうくらい。手に汗握るガチの頭脳戦。たいへん読みごたえがあり堪能しました。
読了日:12月11日 著者:石持浅海

白昼堂々 (集英社文庫)白昼堂々 (集英社文庫)感想
情緒のある美しい文章にとろんとして、それなりの修羅場を演じる物語なのに朝露のようなピュアな気持ちでさらさらと読めてしまう。透明感のある、その独特の雰囲気に酔っぱらってしまいそうだ。主人公の少年はそれはもうニンフのような存在感で、漫画にするととてつもなく麗しい美少年になるのだろうなあ。一族の人たちもやっぱりどこかヘンテコで、それは男同士の恋愛がどうのこうのというのじゃなく、身内としてどうなのよ?といった気持ちがぐるぐる渦巻いた。登場人物の誰にもみごとに感情移入できなくて、そこは正直こまった。
読了日:12月9日 著者:長野まゆみ

ふちなしのかがみ (角川文庫)ふちなしのかがみ (角川文庫)感想
女の子らしいかわいい言葉に騙されてはイケナイ。ほっそりとした白い指で可憐に羽をむしりとるような残酷でちくちくとした痛みのある恐怖。『踊り場の花子さん』はホラーとして王道でもあり、ミステリとしても完成度の高い悪夢。『おとうさん、したいがあるよ』は狂ってるんだけど変に現実的で、陰惨なのにほのぼのしてる。フシギな余韻を残す作品。読んでいて小松先生の『秘密(たぷ)』を思い出した。『八月の天変地異』は少年の日の切なく優しい青春ホラー。身体の芯まで冷え冷えとさせる厭な物語が続く中で、最後がこのお話で心底良かった。
読了日:12月8日 著者:辻村深月

福家警部補の再訪 (創元推理文庫)福家警部補の再訪 (創元推理文庫)感想
『挨拶』を読んだのはもうずいぶんと前。その間にドラマ化もされて、この『再訪』もほとんど映像で観ちゃったというのはあるのだけど。鑑識係の二岡役は柄本時生さんで適役だったなあと今さらながら思う。ヒロインの福家さんは、読み込んでいくごとにどんどん判らなくなっていく本当に不可解な人物だ。小柄で童顔ですこし天然さんで、本来は親しみやすい存在であるハズなのに、彼女が実はAIを搭載したアンドロイドだったと云われてもそれほど驚かないかもしれない。いい意味で感情移入できない。むしろ不気味にすら感じる。その辺も彼女の魅力だ。
読了日:12月4日 著者:大倉崇裕

月館の殺人 (下)  月館の殺人 (下)  感想
“テツキラーによる血みどろで陰惨な連続殺人”というねっとりとうす昏くシリアスな物語なのに、佐々木さんのもつやわらかい作風と、あちこちにかまされるユル~い失笑系ギャグとの心地よいコラボによって、読者へ「そんなに堅苦しくない、もっと気楽にたのしめる本格ミステリはいかが?」といったやさしい心遣いのようなメッセージにもうけとれて好感度は大。“なるべく後出しはしない”とゆう信念のもと、本作もとてもフェアなつくり。やー。「テツを憎んでいるのは、テツ。しかし、テツはテツを憎んでも鉄道は憎まず」とゆうのは名言だよなぁω
読了日:12月3日 著者:綾辻行人

月館の殺人 上  IKKI COMICS月館の殺人 上 IKKI COMICS感想
寒い夜はこれよね、とばかりに再読。鉄道。密室。胡散臭い登場人物。閉ざされた吹雪の豪邸。惨殺されゆく人々。そして死体のそばに残される、ある“サイン”の描かれたカードの謎。アヤツジ流新本格の本領発揮的プロット。まさにこれ以上ないくらいお約束なストーリー展開。やがて超豪華寝台列車<幻夜号>の考えられない秘密が明かされようとする上巻の終り方は、なかなか秀逸なのではないかと。これぞ綾辻ワールドの真骨頂!ともいうべきスケールのでかいトンデモな発想。どう考えてもあり得そうもないことが、この方のなかでは普通にアリなのね。
読了日:12月3日 著者:綾辻行人

読書メーター



◆◇◆



今回の良い出会いはなんといっても「石持浅海」さん!
『碓氷優佳シリーズ』はぜひとも追いかけてみたいシリーズになりそうです。
木下半太さんの『悪夢シリーズ』も気になる。ひさびさにキングも読んでみたい。
また1月5日には8年ぶりとなる『綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状8 安楽椅子探偵 ON STAGE
も放映とのこと。
楽しみな一年になりそう~



謹賀新年

バタバタと12月が終わり、新年ももう三日となりがく然とする今日この頃。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
昨年は夫の定年退職、娘の結婚と、何かと転機の年でもありました。
今年はというと春にいよいよ実家への引っ越しを控えております。
ああ、憂うつ(引っ越し作業がね)

あと夫が会社から退職祝いにJTBの旅行券(10万円分!)をいただいたので、
それで小旅行(セコク2回くらいに分けて)しようかな、っと思ってます。

今年もどうぞよろしくお願いします。





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Happy Wedding

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17日に娘がグアムで挙式をあげました(^∇^)

すっきり晴天とはいかなかったのですが、まずまずの天候で良かったです。

身内のみのささやかな式でしたが

きれいな花嫁姿を見られて、母は感無量だったよ。


11月に読んだ本のまとめ

11月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3514
ナイス数:1004

左近の桜 (角川文庫)左近の桜 (角川文庫)感想
『百鬼夜行抄』に『エマニエル夫人』を投入して桜葉でゆるっとコーティングした感じ。耽美で夢幻的。しっとりと艶っぽくて、官能風なんだけどサラサラ読める。淑やかで風情があって言葉のひとつひとつが無駄のない美しさで、その独特の世界観が心地よい。青年と少年とのあわいに漂う、まさに匂い立つような危うさが人ならぬものを呼び寄せるのだろうか。しかし桜蔵くんも受難続きやね。あれじゃ身がもたんやろに。身内すら妖みたいなもんやし。柾さんの入れるココアの描写がすばらしくて、わたしもご相伴にあずかりたい!と本気で思ってしまった。
読了日:11月30日 著者:長野 まゆみ

ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件感想
悪意の連鎖。惨劇への死のバトン。息のあるうちに燃やされるとかかなり嗜虐的な展開ながら、軽快な語り口とガンガン突っ走るスピード感で、あれよあれよという間に気づけば怒涛の一気読み。おもしろかったー。装丁から軽めのユーモアミステリだろうと思っていたら、まんまとしてやられた感があり大変満足です。ヒロインのマヤはアルジェントファン=猟奇趣味というのは判るんだけど、“ドS”というのとはちょっとちゃう気がするかな?一冊の文庫本から推理が芋ずる式に繋がっていくくだりは代官様と同じようにこちらもドーパミンでまくりでした。
読了日:11月27日 著者:七尾 与史

跫音(あしおと) (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)跫音(あしおと) (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)感想
初・山田作品。やー。重たかったす。一話読むごとにずしんと心に負荷がかかって、なかなか読み進められずにいました。エロティックでグロテスクで幻想的で奇ッ怪な、愛と憎悪と恐怖の物語。このねちゃねちゃとする気持ち悪さは丸尾末広さんの作品を読んだ時とちょっとリンクする感じかも。個人的に圧巻だったのは『女死刑囚』。この無惨で吐き気がするほどの救いのなさはちょっとトラウマになりそう。『最後の晩餐』も印象深い。結末は読めるけれど、濃厚で甘美であくまでも悪趣味な狂気の世界は風刺や皮肉もたっぷりつまってブラックな仕上がり。
読了日:11月26日 著者:山田 風太郎

薔薇十字叢書 天邪鬼の輩 (富士見L文庫)薔薇十字叢書 天邪鬼の輩 (富士見L文庫)感想
からくり自体は本家に敵わないとしても、二次創作の醍醐味でもある“妄想を共有する”という点では楽しんで読めました。わりに健全なセキくんも意外に良く笑う京極堂もやけに優しい榎さんも、(たとえそれが青春の日であったとしても)まあ本家ではまず読めませんものねー。京極堂と榎さんとのテンポのいい会話も楽しかったし、まさかの「藤牧」登場にも思わずニヤリ。もっともあんなに闇のないセキくんだとその後の展開がちょっと想像しづらいけれど(ω)全体的に明るく気恥ずかしく甘酸っぱい。まさに妄想のなせる業やね。おもしろかったわん☆
読了日:11月24日 著者:愁堂 れな

改造版 少年アリス改造版 少年アリス感想
ふわふわと綿菓子のように甘ったるくて、透きとおった蒼い月の光のように静謐なメルヘン。忘れ物の鳥の本を取りに行くために、夜の学校へこっそり忍び込んだアリスと蜜蜂のひとときの冒険。なめらかで美しい叙情的な文章と、胸をきゅうと切なくさせるようなノスタルジックでかわいい物語。あちらこちらに登場する季節感あふれるさまざまな植物の名前もたのしくて、夢のような情景に豊かな彩りを添える。遠い記憶。出会いと別れ。夏から秋へ季節は巡る。繊細なたまごはするりと手からこぼれ落ち、そして彼らはいつしか少年の日に終わりを告げる。
読了日:11月23日 著者:長野 まゆみ

東京結合人間東京結合人間感想
はじめて会田さんの『切腹女子高生』を見たときの悪魔的で得体の知れなさが甦る。相変わらずみんなとてつもなく狂っていて底抜けにグロい。人間の尊厳もくそもあったもんじゃない。けれど読んでくうちに段々とこの不条理な世界観に違和感を覚えなくなり、イカれていながらもちゃんと筋が通るという、気持ちいいだか悪いんだかよくわかんない読了感。血と汚物にまみれたハイパーなバイオレンスと、ロジカルな本格推理小説との禍々しい結合。確実に読む人は選ぶでしょうが、わたしは面白かったと思う。作者が渾身で放つ無敵のパワーに圧倒された。
読了日:11月21日 著者:白井 智之

こんにちは刑事ちゃん (中公文庫)こんにちは刑事ちゃん (中公文庫)感想
「見た目は子供、頭脳は大人」はコナンくんですが、彼の場合は同一人物。こちらは赤ちゃんの身体に、敏腕おっちゃん刑事の魂が入り込んだというリーインカーネーションもの。ただし期間限定。それにしても羽田さんのトリビア感がすごい。なんでそんなことまで知ってるわけ?笑って唸って泣かされて、罪を憎んで人を憎まずの『はぐれ刑事純情派』安っさん顔負けの人情喜劇。それぞれの立場が入れ替わることによって気付かされる、暖かく真摯なまなざしにも好感度大。そしてラスト。うーん、羽田さんの苦労はまだまだ続きますね。そちらも楽しみ♪
読了日:11月16日 著者:藤崎 翔

探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (幻冬舎文庫)探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (幻冬舎文庫)感想
あーもー東川さんだなあ。といった感じの軽快なユーモアミステリ。ワールドワイドに活躍する名探偵のママと、日本一の名探偵のパパ(の割に知名度はイマイチ)を両親にもつ、お子さま探偵の「アリサ」。そして、オイルサーディンの発注ミスでスーパーをクビになり、その後しがない便利屋を営む30男の「橘良太」。この凸凹な二人が溝ノ口界隈で巻き起こるキテレツな事件を、オフビートな笑いを交えながらドタバタと解決していく。トリック自体はほとんどなぞなぞに近いものがある?かもだけど、ちゃっかりしてるアリサがかわいくて楽しく読了です。
読了日:11月14日 著者:東川 篤哉

臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究II【新装版】 (あすかコミックスDX)臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究II【新装版】 (あすかコミックスDX)感想
たしかにアクロバティックな推理を披露し、混乱に秩序をもたらすのは偏屈学者の火村准教授なのだが、この悲しい物語での核となる繊細で残酷な動機解明の部分において大切な役割を担っているのは紛れもなく「アリス」だ。また彼ですら憚れて聞きそびれている火村英生の悪夢の内容が、永久凍土のように心の奥に封印している朱美の苦悩を溶かすために、初めて彼の口から語られるというとても貴重な回でもある。『朱色の研究』は初読ではその世界観に染まりきれなくて、読み返すごとに色合いを増し濃く深めていく稀有な本格ミステリかもしれない。
読了日:11月08日 著者:麻々原 絵里依

臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究I【新装版】 (あすかコミックスDX)臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究I【新装版】 (あすかコミックスDX)感想
火村氏はともかく、ほんまにここのアリスはやけに可愛くてかっこ良くて、わたし的にはズッコケる(え゛っ?)。物書きよかモデルでじゅうぶん食ってけるんじゃね?ってくらい。そもそもわたしの愛するアリスはなんちゅうかそのもうちょっとイケてないというかおっさんぽいというか…(まあそれはいい)。夕陽丘でのエレベータートリックは、友人たちとノリノリで検証してみたい衝動にカラレル。楽しそう。わたしは森下くんがわりとお気に入りなので活躍してくれるとうれしい。いかにも推理物らしく文字が多めで、ひじょうに読み応えのあるコミック。
読了日:11月07日 著者:麻々原 絵里依

ミステリー・アリーナ (ミステリー・リーグ)ミステリー・アリーナ (ミステリー・リーグ)感想
“全編伏線”のうたい文句に偽りなし。めっさ楽しかった!もうホントに呆れるくらいの多重解決のオンパレードで、もちろんそれもスゴいんだけど、とにもかくにもミステリヲタならではのあるあるネタと芸人並みに絶妙なツッコミがたまらなく可笑しい。「たま」の真相の場面なんてあまりに笑いすぎて家族から怪訝な目で見られてしまったわよ?それにしてもミステリ作家って大変なんだなあ。と、しみじみもしてしまう。これを読んでニール・サイモンの『名探偵登場』が久しぶりに観たくなったし、『毒入りチョコレート事件』も読んでみたくなった。
読了日:11月05日 著者:深水 黎一郎

ずうのめ人形ずうのめ人形感想
もちろん都市伝説ホラーとしてもぞわぞわなのですが、どちらかといえば今回はミステリ色が強め。次々と紐解かれる謎。さり気ない叙述も登場。そして最後の最後になんとあの人とあの人が繋がっていたとはっ!!はー。やられました。この打ちのめされ感が大きければ大きいほどミステリファンは萌えるのよね。ホントみんな軽くM。巻末の<参考・引用文献>にも思わずニヤリ。小説のそこかしこに歴代の名作ホラー映画や傑作ミステリへのリスペクトが練り込まれていて、そういう意味でもファンを大いに楽しませてくれるサービス精神に満ちあふれた作品。
読了日:11月03日 著者:澤村伊智

読書メーター


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初読みの作家さんが何人かいらっしゃいました。
なかでも「長野まゆみ」さん!イイですねえ、この澄んだ感性。
文章を染めあげるたおやかな日本語と風流な情緒とビードロ細工のような透明感が病み付きになりそう~
じわじわ追いかけてみたくなりました。

入り日

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こぼれ松葉をかきあつめ

をとめのごとき君なりき

こぼれ松葉に火をはなち

わらべごときわれなりき



わらべとをめよりそひぬ

ただたまゆらの火をかこみ

うれしくふたり手をとりぬ

かひなきことをただ夢み



入り日の中に立つけぶり

ありやなしやとただほのか

海べのこひのはかなさは

こぼれ松葉の火なりけむ



/佐藤春夫「海辺の恋」



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Flickrでひさびさに「Explore」いただきました!\(^O^)/ヤッター