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週末ホラー三本立て

この週末は本も読まずに映画ばかり観てました。しかもすべてホラー。
頭オカシイよね。


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妻と離婚し、週末ごとにふたりの愛娘と一緒に過ごしている中年男クライドは、あどけない次女エミリーの異変に目を疑った。ふと立ち寄ったガレージセールでアンティークな木箱を購入して以来、エミリーがその箱に異常な執着を示し、時には凶暴な振る舞いを見せるようになったのだ。その後もエミリーの奇行はエスカレートし、天真爛漫だった我が子の信じがたい変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと独自の調査を開始する。



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ミステリー小説家ボルティモアが訪れた呪われた街。そこでは、つい数日前に胸に杭を打たれた身元不明の少女が発見されたばかりだった。ミステリー好きの保安官にこの事件を題材とした小説の共著をもちかけられるボルティモア。そしてエドガー・アラン・ポーが宿泊したとされるチカリング・ホテルで起きた過去の凄惨な事件を知る。作家は謎の少女V.[ヴィー]に誘われ、時にエドガー・アラン・ポーの幻影に導かれながら、<現在と過去>2つの事件の真相を紐解いてゆく。その先に予想しえない結末が待ち受けているとも知らずに・・・。



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監督・清水崇ハリウッド進出第3弾。ロサンゼルス発東京行き、ビスタパシフィック航空7500便。機内を予想外の乱気流が襲い、客室内は激しく揺さぶられ、乗客たちは負傷し不安に襲われる。乱気流がおさまったと同時に、今度は木箱の営業マンが謎の死を遂げる…。驚愕フライトパニック・ホラー。



このほかに『残穢』も観た(これで10回目くらい?)んだけど、これは“云わずもがな”ですよね。
ほんま名作だわ、何度観てもおもしろい。

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Posted by K@zumi

呪怨 終わりの始まり

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小学校3年生の学級担任を急きょ務めることになった結衣(佐々木希)は、不登校を続けている生徒・佐伯俊雄の自宅を訪問した。しかしその日をきっかけに、彼女の身に不可解な現象が起こり始める。その家は、足を踏み入れたもの全てが奇妙な死を遂げる「呪われた家」だったのだ。少しずつ明らかになる佐伯家の過去。次から次へと起こる怪事件。しかし結衣は、この家に導かれるように、再び足を踏み入れる―。


もともとホラー映画に対して「なんで?」とかってのは存在しないだろうと思っているし、「なんかわけわからんけどめっちゃ怖かったわあ。ふー、やれやれ」ってのでイイんだろうというのが持論だったりします。

あらすじも意味もほとんど見いだせないもうただひたすらに怖くて狂っていて、でも素晴らしく美しくある意味幻想的ですらあるホラー映画。少年の悪夢をたくみに具現化した作品に『ファンタズム』というのがあります。このシュールな作品は紛れもなくゴシックなファンタジーホラーの傑作なんじゃないかしら。
『サスペリア』と同様、ストーリーはほとんど記憶にないのにやけに印象深いホラー映画です。

ただこの『呪怨』に関しては、ばら撒かれたピースがひとつに繋がるというプチミステリ的なおもしろさもあるので、ホラーといえどやっぱりソコソコ理解したいじゃないですか。
てことで、画面を見ながらの、横で娘がスマホでググってくれた解説を聞きながらの、かなり変化球な鑑賞の仕方をいたしました。いやだって見ててほんまに判らんのよ、内容が、さっぱり。
この作品、これまでの物語と繋がっているのかと思いきや、コンセプト的には一緒でも核な部分でのオリジナルな要素――しかもでら衝撃の事実――が設定されていて、かなり混乱するというか、戸惑う。
ある意味『呪怨』なんて「噂くらいにしか知らないよ」って人の方が素直に理解できるのかもしんない。

また、時系列をランダムにしながら各登場人物の名前を冠したエピソードをオムニバス的に繋いでいくというアノ手法――『呪怨』を鑑賞するうえでのひとつの楽しみでもある――のですが、今回それがあまり効果的に感じられなかったという印象があります。いっそ無くてもイイくらいのレベルだったのではないかと。

しかしながら主演の佐々木希ちゃんの演技はとても良かったと思います。彼女お芝居うまくなったなあ。
ホラー顔(美人という意味)だとは常々思っていましたが、それだけじゃなくそれぞれの表情の使い分けや感情の機微の表現がひじょうに繊細で、ちょっと驚いてしまいました。


以下、ネタバレになりますので未見のかたはご注意を。

Posted by K@zumi

残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―

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小野不由美の原作小説を『白ゆき姫殺人事件』の中村義洋監督が竹内結子主演で映画化したミステリー。「自分の部屋から奇妙な音がする」という読者からの手紙を受け取った小説家の女性が、そのマンションに秘められた過去の真相に迫っていく。


お世辞にも映像向きの派手な小説ではないだけに、いったいこの物語をどんな風に一本の映画として成立させるのだろうと、正直期待よりも不安の方が大きかったのですが、そんなことは杞憂だったようです。

久保さんが女子大生という設定なのと、主要人物があり得ないほど美男美女ぞろいだということ以外はほぼ原作通り。ただ、情報の出し方が原作とはじゃっかん違う。この辺がうまいんだなあ、と思う。
素材やピースは同じでも、出す順番や組み立て方の違いで、同じように淡々とはしていながらもドキュメンタリー風の原作から受ける恐怖とはひと味違う「物語」としての恐怖がしっかり伝播されていることに素直にびっくりしました。ケレン味のない、ひじょうに良く出来ている映像作品だと感じました。

この映画のレビューとしては、Souさんがものすごく的確に書いてらっしゃるので、わたしは「それ」をここにコピペするだけで事は足りるのですが、それではあまりにも芸がナイのでちょっとだけ突っ込んでみます。

まずは、あのゴミ屋敷のなかに単独で入ってっちゃった町内会のおじさんがとにかくスゴイ!
いやあこれはなかなかできることではありませんよ、フツウ。もうね、町会長さんの鏡やね。ほんま。
それに首をくくったおばあさんもまるで楳図漫画から抜けだしてきたみたく表情がうり二つで、よくもまあこれだけナイスな方を…と手をあわせたくなるくらいに鬼気迫っててスゴかったなあ。

新居に移った「私」の夫が、誰もいないはずの廊下の電気(センサーが人を感知して点くタイプ)が灯ったのを「なんだろうね」「不良品かなぁ」とまったく意に介さない大ボケぶりもいいアクセント。
また、狂っちゃった吉兼家の青年が、座敷牢に監禁されていたにもかかわらず屋根裏ならぬ床下の散歩者になって徘徊をくり返すための、その驚愕の脱出方法。これ、東川さんのユーモアミステリ『純喫茶「一服堂」の四季』最終話でもシュールすぎる密室トリックとして使われていたっけ…(どこまでも遠い目)
方法は同じ噴飯ものでもこの印象の差はなんなんだ、という見本のようなエピソードでありました。
それにしても心霊マニアの知識とネットワークは最強やなあ。さすが蛇の道は蛇。

『 神にも縋った。仏にも縋った。最後の手段として、魔をもって魔を祓おうとした。 』

『 でも、だめだった。 』


最恐物件である真辺家にかき集められた無数の曰く付きの道具やあちこちに貼られた魔除けの御札、ほとんど部屋ごとに置かれたいくつもの神棚に仏壇。これらの悲壮きわまりない惨状の描写は、映像で観ることによって、穢れに触れてしまった者の声にならない悲鳴や己を守るための必死さがよりいっそう明確に伝わってきて、耐えがたい恐怖と共にそうせざるを得なかった哀れな男の姿に心が痛くなる。

話しても祟られる。聞いても祟られる。出版社のスタッフくんといい、とんだとばっちりだ。

Posted by K@zumi

狗神

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その血は決して交わってはならなかった…。
高知の山里で静かな日々を送る美希。ある日美希の前に、青年・晃が現れる。惹かれあった二人の肉体が結ばれ、激しく求め合うようになった時、それは鼓動を始めた。夜な夜な村人を襲う悪夢。何かにとりつかれたような村人の変死。やがて人々は狗神筋の美希と晃の間に隠された、恐ろしくもおぞましい事実に驚愕する。二人の血は決して交わってはならなかったのだ・・・。


原作は「子猫殺し」で物議をかもした坂東眞砂子先生による小説。
それを『魍魎の匣』の原田眞人監督がおどろおどろしく映像化。
予想どおり絡みのシーンもちゃんと用意されていて、その淫靡さがいかにも「日本の官能」といった感じでベタベタとした湿気を含んでいて濃厚でした。キレイでしたけどね。
月光のような蒼い光というのはとても神秘的で美しく同時に破滅的なイメージがあります。

原作のほうはずいぶんと昔に読んだのですが、田舎育ちのわたしには「血筋」や「偏見」などの理不尽で閉鎖的な差別はある意味とても身近な問題でもあるので、ヒロインの抱える闇や絶望、またそれにまつわる悲劇と云ったものがすこしは判る気がします。

で、その抗えない運命の鎖に囚われ人生を諦めてしまっているヒロインにお美しい天海祐希さま。
冒頭では気の毒なくらいの老けメークでその抜群のスタイルの良さとのかなりミスマッチ感があったのですが、晃に出逢うことで(いや、彼がこの地に足を踏みいれた瞬間から?)まるでたまごの薄皮がはがれていくように若々しくピカピカの美人さんに変貌していくさまは、もうそれだけでじゅうぶん官能的であります。

そしてその薄幸のヒロインと運命的な出逢いを果たすしなやかな青年「晃」役が、いまや渋さに磨きの掛かった個性的な俳優、渡部篤郎さん。
たぶん『ケイゾク』くらいの時期だと思うケド、小鹿みたいな優しく澄んだ眸で瑞々しい好青年を演じています。そのすがたはまるでイタイケな少年のよう。真山さんとはだいぶ印象が違う感じ。

以下ネタバレですのでご注意を

Posted by K@zumi

遊星からの物体X ファーストコンタクト

遊星からの物体X ファーストコンタクト DVD
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どこまでも雪と氷が広がる南極大陸。
考古生物学者ケイトは、氷の中で発見された、太古の昔に死んだと思われる生命体の調査のため、ノルウェー観測隊の基地へと降り立った。しかし、“それ"は、まだ生きていた。調査の中、ケイトたちが解き放った物体は、狙いをつけた生物の体内に侵入、細胞を同化して、その生物になりすまし、自らの生存のため人間同士を争わせようとする宇宙からの生命体だったのだ。そしてケイトと12人の観測隊員たちは、氷に閉じ込められた南極基地の中で、突如人間から変形して襲いかかる“それ"の恐怖と、誰が“それ"に乗っ取られているのかすら分からない疑心悪鬼に巻き込まれていく…。


ついに観たのである。

それまでのわたしの映画人生を大きく変えた記念すべき作品、J.カーペンターの『遊星からの物体X』
際だって派手な演出ではないからこそ、凍りつくようにひたひたじわじわと迫りくる氷点下の恐怖。
もう絶賛するしかないクリーチャーの造形。そのハチャメチャに触手を振り回すときのギミック音。淡々としたアイスブルーの世界。そしてみごとにむさ苦しいおっさんばっかりの登場人物。

こちら『ファーストコンタクト』はその「物体X」の“前日譚”という位置づけとなっているモヨウ。
前作では「なにがなんだかちょっとよく分かんないんだけどとにかくヤバいらしい」てな感じで詳細とか経緯とかは観客の想像にまかせ、狭く閉じ込められた空間にはびこる不安感や不信感をあおりまくってお互いを激しく疑心暗鬼にさせているところが心理ドラマとして秀逸だった。
怪物に襲われる恐怖もさることながら、主人公たちはこの極限の事態に誰も信用することができないというサイアクの精神状態に追い込まれてしまう。クローズド・サークルのまさに真骨頂。
ミステリの場合は真相はやがて白日の下に引きずり出されて一件落着だが、ホラーではその辺は置いてけぼりがセオリーなのだ。

本作のユニークなところは、その思わせぶりだったところが伏線としてひとつひとつキチンと回収にまわっているのだということ。
たとえば、前作の冒頭でなぜヘリが犬を追いかけ回していたのか、とか、あの二つの顔が溶け合ったようにくっついたクリーチャーの焼死体はなんだったのか、とか、あと斧の演出もなかなか心憎いではないか。
これらは前作を知っていればもちろんおもしろいし、たとえ知らなくてもまったくOKなところも良い。
また映像から受ける印象は、さすがに本作のほうがクオリティが高いし洗練されているとはいえ、全編を通してまとわりつく陰鬱とした不穏な空気感などを大きく損なうことなく前作に対するリスペクトがそこここに感じられて、その真摯な気持ちがカーペンターファンにもうれしい。
その最たるものがラストシーンに使用されたBGMなんじゃないかな。あれにはしびれたー。

以下すこしネタバレを…

Posted by K@zumi

NY心霊捜査官

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ある夜、ニューヨーク市警のラルフは、動物園で子供をライオンの檻に投げ捨てた女を逮捕する。彼女は何かにとり憑かれたかの様に震え、口から泡を吹いていた。また別の夜、妻に尋常ならぬ暴力を振るった男を逮捕する。彼も何かにとり憑かれたかの様に凶気にふれていた。ラルフはこの全く別の事件の捜査を通して、自分にしか聴こえない、自分にしか見えない“何か”、を感じていた・・・。


実話ベースなんですってね?

全編を通して陰鬱でゴシックなホラー色むんむん。かといってクリーチャーが大暴れしたり、わかりやすい悪魔的なものが登場したりとかっていうことはなく、むしろじわじわとしたサイコサスペンス的な印象。
たとえば『セブン』や『エンゼル・ハート』のような。
ただしラストにはきっちりと悪魔祓いのシーン(ソコ取調室だぜ?しかも激広ッ!)が用意されてる。
かなりイッちゃってる感じのヤク中でパンクなおにーさん然としているペンキ男が、憑りついた悪魔のせいとはいえ、とおぉぉぉっても痛そうな目に遭いまくる場面はむちゃむちゃ気の毒でおまけに『ヘル・レイザー』みたいに気持ち悪くてなかなか迫力があった。
つうか、マジであのふたり(心霊デカとなんちゃって神父)で大丈夫か?とはなはだ心配になりながら、気分は向こうの部屋でマジックミラーから「おいおい」って感じで覗いているラッパーみたいな刑事くんの心境とほぼダブる。(そもそもエクソシストの儀式が行えるのは司祭以上じゃなかったっけか?しかも勝手にはできないでしょ、おそらく)

本家『エクソシスト』では悪魔はイタイケな少女に憑りつくが、こちらでは腕力のある元海兵隊員。
殺しのテクも心得てるから、相棒のバトラー刑事もやられるし(彼がめっちゃかわいそうやった。イイ子なのに。てか、いつもナイフひけらかしてるってどんな刑事なんだよ?)、職業人を装っていろんなところにも出入りできるしで、悪魔にとってはなにかと便利なアイテムだったかも。
また悪魔が人間の柔らかい部分に爪を立てるようして混乱させ惑わせてくるところも、お約束のシーンとして登場してくる。拭いきれない悔いや葛藤がないと物語は薄っぺらくなってしまうものね。
でも元ヤンの巻き毛神父の立ち直り方があまりにもアッサリだったので「あの神父、なんか底が浅そうだな」と逆に穿った見方をしてしまった。(コラ)

とにもかくにも我が子をライオンのいる柵に投げ落とした女の壊れ方が最恐だったなあ。まあ見方によっては、てか、現代風に見たら彼女も立派なヤク中末期症状(廃人寸前)なんだろうと思えるのだが。
悪魔が憑りついているんだか、クスリでラリってんのか、それとも精神異常なのか、パッと見ただけではどれもいっしょくたに見えるから、ホント警官って大変よね、保護するにあたって。そのうえ容疑者が人間じゃないとか、もうサイアクやろ。
で、彼女があの高飛車なお医者を襲って脱走するが、ここでちょっとよく確認できなかったんだけど、サーキ刑事の車の前に落っこちてきた女性、アレって彼女だったのかな?
それならせっかく脱走したのになんですぐに自殺せにゃならんかったのかがどうにも解せないんだけど?
しかもあの飛び降り遺体の様子(手足が卍みたいなヤツね)、いっしゅん中田監督の『女優霊』をほうふつとしたのはわたしだけじゃないと思うナ。

最後にサーキ刑事は警察を退職しメンドーサ神父とともに今度は別のステージで活躍するみたいなテロップが入っていて、それはめでたしめでたしなんだが、返す返すも気の毒なのは知らん間に悪魔に憑りつかれてとんでもなくヒドイ目に遭いつづけていたペンキ男のほうだ。
いくらその場は心身膠着状態だといっても実際に何人もの人間(その中には警官も含んでいるからこのへんかなり微妙な扱いになりそうでその後の取り調べとか心配でならない)を殺めているのだから、現代の法に基づいてなにかしらの刑に服さなければならない。なんて貧乏くじなんだろう。

Posted by K@zumi

ディセント2

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アパラチア山脈の洞窟で、女性グループ6人が探検に出かけたまま行方不明となってしまう。やがて血まみれで生還したサラが発見される。保安官はサラから詳しい事情を聞き出そうとするが、パニック状態の彼女は何も答えることが出来ない。そこで保安官はサラを伴い、救助隊と共に洞窟へと足を踏み入れる。そして、残る5人の行方を追ってさらなる奥へと進んでいく一行だったが…。


とりあえず「見た」という記録だけ残しておこう。

初回がおもしろかったからといって二作目がおもしろいとは限らないということは『スピーシーズ』をはじめじゅうじゅう身に染みて諒解してるハズでしょ?アナタ。あほなの?と云われてしまえばもう何も云いかえすことはございません。ハイ、わたしが悪うございました。

やーもー清々しいくらいストーリーらしきものがまったく見当たらない。何がいいたいねんな。

「相変わらずサラはひでえオンナだな」ってとこから始まるのだけど、だいたいあの保安官の存在意味がからきしわからないし、頼りになる設定のプチいい男風のチームリーダーが中盤ちかくであっさり退場してしまうし(『エイリアン』の時にちょっと感じた拍子抜け感が蘇る)、ジェノが生きてた!というのもご都合主義でかなりビックリな話だし、女同志の絆や友情を描くにしてもアノ程度では底が浅い感が否めないし、地底人の脱糞シーンはほんまいらんし、ラストシーンもあわよくば“3”に繋げたいというあざとい魂胆がみえみえだし、とにかく「ああオンナは強いのね、でもって恐いよね」って感じの、ただただどろどろぐちゃぐちゃの血まみれ洞窟ホラーでありました。
(そもそもそーゆー映画なのでわたしの恨み言はある意味筋違いやと思う。ごめんして!)

なんかくり返してしまうケド『ディセント』はスマッシュヒットだったのですよ。マジで。
二作目は残念ながらキモである閉塞感や胃が痛くなるよな緊張感に欠けるしいろいろと意味不明で、せっかく親子の情を絡めつつも結局サラの自己犠牲がすこしも救いになっていないので、後味が悪いというよりもひたすら「なにがしたいねん」という疑問が残ったのでした。

さっき読んだ『ON 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』に引きつづきヘビーなスプラッタ二連発でさすがにおなかいっぱいであります。おえっぷ。



追記:
くれぐれもわたしの理解が及ばなかっただけのことですからね。
勝手に期待値を上げすぎて落胆が大きかったせいで、つい勢いで書いてしまいました。反省しています。
どうぞご参考にはされませんように。お願い。

Posted by K@zumi

鬼談百景|無料動画 GYAO!

待ってました!


ついに本日より、「無料動画 GYAO!」にて一話ずつ配信開始です。

冬の怪談もなかなかオツなものですよ?


こちらです~ 『鬼談百景



このまえツイッターに流した『ぼぎわんが、来る』の、なんちゃって感想ツイートをKADAKAWA文芸編集者さんとKADOKAWA代表取締役専務の井上伸一郎さんがリツイートしてくださいました!
うれしいです!!
数ある感想(あるいは紹介)ツイートの中からチョイスしていただけて、なによりこんな編集者畑の方々のお目にとまったんだと思うと(ちょっと心が折れそうなことがあって凹んでたので…)じんわりと湯たんぽみたいな温たい気持ちにつつまれています。
ほっこりした~(*´ω`)

Posted by K@zumi

マザー

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「おろち」「洗礼」「まことちゃん」などで知られる漫画家の楳図かずおが、初となる長編映画監督を務めたホラー。自叙伝の出版が決まったのを機に怪現象に悩まされ、その裏でうごめく亡き母の怨念を知る楳図かずおと編集者の恐怖を映し出す。


珍妙な映画はいろいろ見たけど、なかなかにこれはパンチが効いておりまする。
狂った楳図ワールド全開で、ほんまにもうどこから手をつけて良いやら途方に暮れてしまう~
真行寺さんはともかく(いや、この人ある意味ホラーのひとだから)愛之助さんはよくこのお仕事を受けられたなあ。売れっ子なのに。やっぱファンだったのかな。かずおの。(興業的にはきっとコケてるよ、これ)

それにしてもさすがは楳図先生、ギャグと怖さの紙一重のツボをよおおおく心得てらっしゃる。しかし如何せん素人監督ではこれを最大限に料理できていなかったような気がします。惜しい。
こちらをプロットをそのままに高橋洋・清水崇の呪怨コンビか、思い切ってサム・ライミ監督に託せば、とてつもないモンド・ムービーに仕上がったであろう予感(あくまでも予感)がします。
逆にフツー(のホラー)ぽくなってダメかな?

つーかさー。「ボクの母は蜘蛛とボクが描くきれいな女の子の絵がいちばん怖いんだ」ってんで壁全体に魔除けの札みたくきれいな女の子の絵をやたらめったら貼りまくるっていうこのボケか本気かわからない独特のセンスにゆるぎない楳図ソウルを苦しいほど感じて思わず手を合わせてしまう。
それにさくらさん、あんだけセーダイに髪の毛をむしりとられたのに血の一滴も流さずまったくハゲていないのはなぜ?

やーそれにしてもしょこたんは本望やったろうなあ、こんなトンデモな映画でも。(しみじみ)
神と崇め奉る楳図大先生の映画に(一瞬でも)ナース役&主題歌を歌わせてもらって。

楳図愛にあふれた方々にはたまらん作品だったのでしょうね。わたしもそこそこお腹いっぱいです。
(つか、そんな人しかご覧にはなられないかもしれませんが)

Posted by K@zumi

サイレントヒル

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最愛の娘・シャロンが、悪夢にうなされて叫ぶ「サイレントヒル......」という奇妙な言葉。母親のローズはその謎を解くため、シャロンを連れてウェストバージニア州に実在する街・サイレントヒルを訪ねる。しかし、全くひと気がなく、深い霧に覆われたその街は、一度足を踏み入れたら抜け出すことのできない呪われた迷宮だった。


静岡です。

なんの説明も伏線もなしにとうとつに始まるところが良くも悪くもゲーム的。
しかしながらRPGにほとんどなじみのない者にとっては

この 置いてけぼり感 ハンパない。

同じようにゲームが原作のホラー映画にはあの有名な『バイオハザード』がありますが、あちらはサバイバル感満載の痛快アクションエンターテイメント作品なのに対して、こちら(サイレントヒル)はあくまでもゲームの世界観をそこなわないように細心の注意をはらって丁寧につくりこまれた“奇をてらわない作品なのだろうな”といった印象をうけます。
わたしはゲームをまったくしないのであくまで雰囲気でなのですが、「あ、ここでステージクリアしたな」とかいうのがなんとなく分かる感じがおかしくてちょっと新鮮でした。

映像はとにかく美しいです!
異世界である「サイレントヒル」の造形(粉雪のように白い灰らしきものが舞い降りる霧に包まれた不気味な町並み)の幻視感あふれる静けさの演出と、建物内で繰りひろげられる『ヘルレイザー』に出てきそうな、なんかこう顔とかぐちゃぐちゃな感じの人型クリーチャーがわさわさ攻めてくる闇の世界とにうまく対比させつつも、全体のトーンは統一されているので変な子どもっぽさや安直さはまったく感じません。
ただ、ちいさなお子さまにはすこしキビシイかな?といったシーンも登場するのでそこは要注意。

Posted by K@zumi
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