スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

悪魔の手毬唄

悪魔の手毬唄[東宝DVD名作セレクション]
東宝 (2015-02-18)
売り上げランキング: 4,452

横溝正史原作、市川崑監督、石坂浩二主演による名探偵・金田一耕助シリーズ全5部作の中でも傑作中の傑作。古い因習と二大勢力、仁礼家と由良家の対立する鬼首村に次々と怪奇な連続殺人事件が突発するという横溝正史の同名小説の映画化。


かずかずの横溝作品のなかでは、個人的には『獄門島』が秀逸だと思うけれど、映画としてなら、市川昆監督の『悪魔の手毬唄』が傑作だったと思っています。
青池リカという人物と、岸恵子さんが信じられないくらいリンクしていて「あれほど美しく、痛いひとを見たことがない!!」と思わせるほどに、とにかくすばらしかったのでした。

若山富三郎さんもまるい背中にひっそりとした哀愁をたたえていて素敵だったー。
磯川流「多くを語らない男の美学」みたいなものを哀しい香りのする瞳でくたびれたようにそっと笑う、その笑顔にかくして。
ほんとうに、ほんとうにすてきな役者さんだったんだって、今さらながらに思う。

また、不謹慎なようだけど、グロくて怖くてうすきみわるいだけの猟奇死体が、まるできらめくアートにように撮られていて、その風景がすごく印象深い。
露出アンダーなカメラワークが、いっそう重厚感をあおったのかも知れないけど。

これはミステリでありながらも、限りなく切ないラブストーリー作品だと思います。

関連記事
スポンサーサイト
Posted by K@zumi

IZO

IZO [DVD]
IZO [DVD]
posted with amazlet at 16.01.06
ケイエスエス (2004-12-22)
売り上げランキング: 159,552

三池崇史監督が超豪華出演陣を迎えた衝撃的なアクション。
幕末に人々から恐れられた“人斬り以蔵”こと岡田以蔵。彼の怨念が時空を越えて現代のホームレスに乗り移り、立ちはだかる人間たちを次々と斬っていく。


人斬り以蔵の怨念が時空を超えて現代によみがえり、官僚や政治家ややくざや僧侶やその他の偽善者たちを、ばっさばっさと斬りまくるバイオレンス映画。
さすが三池監督だけあって、血糊の量もはんぱじゃないし、暴力描写もすさまじい。

なのに、夢のようにうつくしく咲き乱れるコスモスたちが心に深い傷と闇をかかえ、うつろな瞳をしてあてもなくゆらゆらとさまよう以蔵をみて
『 問いかければ答えてくれる。なんて幻想に取り憑かれてるのよ。かわいそうにねえ 』
『 わたしたちみたいに、ただ咲いていれば楽しいのにねえ 』
と笑われるシーンなど、おびただしい血と殺戮にまみれながらも全体的にうける印象は例えようもなく儚く、そして悲しい。

キャストも信じられないくらいの超豪華!桃井かおりさん、松田龍平さん、美木良介さん、石橋蓮治さん、長門裕之さん、松方弘樹さん、緒方拳さん、大滝秀治さん、内田裕也さん、樹木希林さん、岡田真澄さん、片岡鶴太郎さん、ビートたけしさん、原田芳雄さん、ボブ・サップ、ミッチー(及川光博さん)などなどなど。ふー。

しょうしょう難解なストーリーではあるけど。暴力と愛は、もしかしたら紙一重なのかもしれない。
とちょっと思ってしまったりして?

関連記事
Posted by K@zumi

着信あり2

着信アリ2 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]
角川エンタテインメント (2005-08-05)
売り上げランキング: 40,507

携帯電話を媒介に死の連鎖が広がる恐怖を描きスマッシュ・ヒットしたホラー「着信アリ」の続編。死の着メロが新たな恐怖を呼び覚し、呪いを巡る恐るべき事実が明らかとなる。
主演は前作の柴咲コウに代わり映画初主演となるミムラ。共演に吉沢悠、瀬戸朝香。監督は「ゴーストシャウト」の塚本連平。


前作でのおおまかなストーリーはおぼえているものの、細かい部分はまるっと忘れてしまっていて、じゃっか意味不明に苦しみつつ。うーむ。

しっかし、ミムラちゃん(けっこうファン!)はホラーには向かないよなー。
かわいすぎ、可憐すぎ、けなげすぎ、ほっぺたピンクすぎ。
笑顔がぴゅあでふわふわで邪悪なところがほんのすこしもないのですもの。
とくかく彼女はホラーになんかこれからは出たりしちゃダメです。

ミムラちゃんのかなしみにくれる清らかな涙は、ハートの奧をぎゅうっとつかまれたような、切なくてかなしくてやりきれない静かな痛みがのこります。
でもってあの口を縫われた女の子、怖すぎっ!!

関連記事
Posted by K@zumi

乱歩地獄

乱歩地獄 デラックス版 [DVD]
ジェネオン エンタテインメント (2006-05-25)
売り上げランキング: 46,102

怪奇ミステリー作家・江戸川乱歩の未映像化作品を竹内スグルほか、新旧多彩な監督陣を迎えて映画化するオムニバスドラマ。浅野忠信主演の『火星の運河』『蟲』、成宮寛貴主演の『鏡地獄』、松田龍平主演の『芋虫』の全4エピソードを収録。


4人の監督さんによる4つのオムニバスストーリー。鬼才ぞろいだけあってR-15指定。
原作のスピリットを活かしつつも、かなり斬新なアレンジがほどこされてあります。
うち「鏡地獄」を撮られた故・実相寺監督作品ですが、お約束のめいっぱいな広角レンズ使用での端々がちょっと歪んだ感じの独特の居心地のわる~いカメラワークが、乱歩のもつ不安定で怪しげな雰囲気にとってもフィットしてました。 『D坂の殺人事件』といい、グーです。

4作目の『蟲』は、おいおいこりゃ浅野忠信イジメじゃないのん?と思えるほど、ものすごおおおくユーモラスに撮られていて、ちょっぴり気の毒な感じも、、、
なんだか椎名桔平さんが『溺れる魚』でみせたあの感じに近いものがあって、クスリ。
俳優さんて、えらいよなあ。

関連記事
Posted by K@zumi
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。