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コンスタンティン

コンスタンティン [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-04-21)
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この世には、悪魔や天使が宿った人間が生息しており、私立探偵のジョン・コンスタンティンは、彼らを見分けることができる。死後、自分が地獄へ送られる運命にあると知った彼は、悪魔を倒すことで、天国に行こうと目論むのだった。そんなジョンのもとに、双子の姉妹を亡くした刑事アンジェラが現れ…。
アメコミ「ヘルブレイザー」を原作に、キアヌ・リーブスが、『マトリックス』に続いて救世主的なヒーローを演じる、ホラーテイストのアクション。


うきうきしながら息をのんで『コンスタンティン』をみる。
美しいキアヌによるキアヌのためのキアヌ以外に考えられない作品。
もうあなたは存在してくれているだけでいいとさえ思えるほど何もかもが神さまの手によって丁寧につくりこまれあらゆる女神たちにふかく愛されたかのような繊細ではかなく透明できれいな人。誉めすぎ。

ほんとうは『発狂する唇』か『宇宙からのメッセージ』を借りるつもりで、そしてあの不朽の名作『クリープショー』をまだ子どもらに見せていないのは親として失格だわ!とまで思ってはりきってレンタルショップにいくが、探せど探せどどれもこれもまったくないっ!!
その代わりに『コンスタンティン』を借りたんだけど、ああでもそんなこと云っちゃ美しいキアヌにあまりにも失礼だわ、、、

本来ヒーローであるはずのコンスタンティンは肺ガンで余命1年と宣告されてもタバコをすいまくり酒をのみまくりあげくに神をガキ呼ばわりしてはサタンにさえ毒づく。 彼が悪魔祓いをするのは世界の均衡を保つためなんかじゃなくてただ自分が天国へ行きたいがための点数稼ぎというところがちゃっかりしてていい。

少しねたばれになっちゃうかもしれないけど、ラスト自己犠牲によってめでたく天国に召されることをゆるされたジョンがまばゆいほどの神々しい光を全身にあび天使のように清らかで安らかな表情をうかべながら、ルシファーに向かって静かにそしてさり気なく中指をおっ立てるシーンはひたすら痛快で美しくどこまでもかっこよかった!
この強烈な異空間というか世界観とみごとなCGはやっぱり劇場で堪能したかったかな。

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Posted by K@zumi

フリーダ

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角川映画 (2010-08-27)
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伝説の女性画家、フリーダ・カーロの波乱万丈の人生を描いた感動作。
18歳で事故に遭い、瀕死の重傷を負いながらも奇跡的に一命をとりとめたフリーダが、絵を描くことに生きる希望を見出し、過酷な運命に翻弄されながらも愛と情熱に生涯を捧げていく。


偉大なる女流画家、愛すべきフリーダ・カーロの数奇な生涯を丁寧に描いた秀作。
ことさら感動を誘うようなつくりのお話ではないし、手放しで誰かにおすすめできるような作品でもないかもしれませんが。 史実にかなり忠実で、個人的にはとても満足しています。
本で読んだり、あるいはテレビなどで知り得ていた彼女の人生を、映画の中で順を追って確認していくかのような感覚は、あらためて自分の中に確実にとり込まれ、そのまましずかに血や肉にゆきわたった気がします。

[ある場面でのフリーダの科白]

何度も手術して、切ったりつなげたり。
手術するたびに、事故よりひどい目に遭う。
体中が痛むの。 脚は最悪。
でも、平気よ。
人間は意外と苦痛に耐えられるのよ。


また、フリーダ役のサルマ・ハエックがなんともファッショナブル!
メキシコのテワナ衣装を、決して土っぽくなり過ぎずにあれだけ完璧に着こなせるなんて、これも一種の才能ですね。そしてなにより音楽がとても素晴らしい!!サントラ欲しくなっちゃったのでした。


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Posted by K@zumi

相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン

Mさま

またしても長いです。しかもあまり内容がありません。相変わらず『相棒』にカラミます。
したがってまたもや鍵コメお許しください。強制でスミマセン(´*ω*`)

これはわたしも劇場で鑑賞しました!
緊迫感のあるスリリングな展開とど派手なアクションで、今まで一度も『相棒』なんて見たことないわ~、て方にもじゅうぶん楽しめる内容になっていたと思います。
ただしいつものゆる系ギャグはちょっと少なめ。これが楽しみのファン(わたしとか)には少し寂しい。

さすが映画だけあって、相棒ファミリー(といっていいのかな?)総出演の本作品なのですが、個人的にうれしかったのは瀬戸内元法相役の津川雅彦さんでした!
あの偉ぶってなくてひょうひょうとしていてチャーミングで腹立つくらい憎めない(でも喰えない生臭坊主)キャラにすごおおおくハマってて、もうダイスキだったんですよね~
(そ、それがあんなことに……(>_<) まったくどこまでも容赦のない相棒制作陣、、、)
そうそう東京ビッグシティマラソンのシーンには銀メダリストの有森裕子さんも参戦してましたね。
豪華です。

社会派ドラマの『相棒』らしく、テーマは非常に重く、深く、はらわたをえぐり出されるような痛みをともなう、あらゆる意味できょうれつな皮肉や警鐘をずいしょにこめた意欲作のように思います。
(今となってはシャレにならないほどの意味をもってきていて、うすら寒い気もいたします)
”真の犯人とは、いったい誰だというのか?”そんなことも考えさせられます。

で、
わたしはこの時は、ほんとうに心からこんな風に思っていました。

『 たとえどんな(ある意味まっとうな)理由があっても、どれだけそこに同情すべき悲惨な事情が隠されていたとしても、ことさら犯人を英雄視しないこと。
それでもあなたのやり方は間違っていると、きっちりと糾弾していること。
これらが緻密でエレガントな推理のほかに、右京さんの、しいては”相棒”の確固たる人気のひとつである。 』と。

『 けっして情がないわけではない。神も仏もないわけじゃあないのだ。 』と。

もちろん、今でもそうだと思っていますし、右京さんの凛とした頑ななまでの正義を貫く真摯な気持ちが、変にお涙ちょうだいのドラマよりもあらゆる意味でずしんと胸を打ったは確かなんです。
そして、右京さんが事あるごとに薫ちゃんに対してさんざ小バカにしたような物言いをしつつも、彼への揺るぎない信頼はもちろんのこと、彼の持つ(右京さんにはない)しなやかな考え方に敬意を払っていたことも痛いほどに感じられたのです。
そこに救いがあった。たとえどれだけ溜飲の下がらないやり切れないエンドであっても。

そ・れ・が
ドラマの途中から、右京さんの正義がびみょうに暴走を始めだして(というか、アプローチの角度を変えたってことか?)現在に至るわけですよ。

話はそれますが、わたしが清水玲子先生の『秘密』に惹かれたのも、バケモノみたいに冷徹で優秀でシークレットな重たい過去を背負った変わり者上司のもとで、傷つき反目しながらも彼の崇高な魂にしだいに触発され成長していく、そしていつの間にかその孤高のバケモノ上司の心の拠りどころとなっていく若者の物語としての共通点があったからかもしれません。
もちろん”脳を視る”なんつーとんでもないタブーに真っ向から切り込んだ秀逸なサスペンスというところがいちばん大きいのですけれど。
もっとも『秘密』は途中からちょっと違う方向へ向かっていったので、『相棒』とは一線を画す物語ではありますが。

もとい、
相棒制作陣にはこれからもファンの気持ち(期待かな)をいい意味で裏切り続けていって欲しいような、けれど着地点の見えない究極の涅槃へと右京さんを連れ去って欲しくはないような、フクザツな心境にあります。

でもって最後の最後にオイシイとこちゃっかりかっさらっていった雛ちゃん、
「あんたズルくてめちゃ悪い女だけど、でもかっこいいよ!」

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Posted by K@zumi
Tag: 相棒

キッチン

キッチン [DVD]
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バンダイビジュアル (2002-06-25)
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吉本ばななの原作を『家族ゲーム』の森田芳光監督・脚本で映画化した、ファンタジックなラブストーリー。
幼い頃に両親を亡くし2人きりで暮らしていた祖母も他界してしまい、みかげは孤独と哀しみに暮れ、キッチンの冷蔵庫の側で寝るようになっていた。


吉本ばななさんのこの小説にふくらみというか立体感をもたせることは、たとえ森田芳光監督でもすこししんどかったんじゃないかな、という印象。
でもやさしさが前面にあふれていて、雨の日の午後ようにしずかですこし悲しくてしっとりとしたすてきな物語りになっていました。
それにお料理がみんなとっても美味しそうだったし…。じゅるるっ。

主演の川原亜矢子さんはすばらしく長身で顔がきゅうとちっちゃくてほんわかムードで、すこしやりすぎかな?と思えるくらいの"可愛い子ビーム"が発射されてて、わたしのイメージのなかにある「傷みやつらさや淋しさとしずかに暮らすみかげ」、「キッチンという空間に対する切なくいとしい想い」、とはすこーし違和感があったのだけれど。
でもわたしはこの人のかもしだす女神のようなオーラ。とゆうか、ハチミツみたいに甘くてきらきらしててとろ~っとしたゆるやかな雰囲気がすごくすごくすき。
『マナに抱かれて』もよかったなあ。なんてことのないお話なんだけど。それでもただハワイの美しい風景とゆったり流れる時間とそこにいる彼女をながめているだけで、気持ちがすうーっと癒されていく気がしたのでした。

それにしてもえり子さん役の橋爪功さんがものすごおおおくイイ!
彼の好演(怪演?)がないと、この映画はまったくつまらないものになっていたかも。お友だちのちかちゃんと一緒に真夜中にごしごしフルーツを洗うシーンなんてもう涙がこぼれるくらいにおかしかった!ほんとうにこのひとはうまいなあ。何をやらせても味があって豊かな説得力があって、でもちっとも押しつけがましくない。
バスローブ姿もおねえ言葉もちっともいやらしくなくて(むしろ女性!?としてかっこいい)空気のようにするりと心に忍びこむ、すばらしい名バイプレーヤーぶりでありました。

そのステキなえり子さんのみかげにそっと語りかける、ある科白。

   何でも正直に話すことが誠実じゃないわ。
   何を話すか選ぶセンスが、誠実なのよ。

ああ、いい言葉だなあ。

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Posted by K@zumi
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