ブルー・クラウン

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あなたの背中見つめ 愛の言葉ささやけば

届かぬ想いが胸を 駆け抜けてくだけ


哀しい程の星空に 天使の声がする

あきらめきれぬ恋でも 夢は見ていたいのよ


せつない片想い

あなたは気づかない



/小泉今日子『木枯らしに抱かれて』


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Posted by K@zumi

サニー・デイ

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おひさまギラギラでふーふーでした( >Д<;)

この子は元気いっぱいだけど…



◆◇◆




今日はほぼ一日、『臨床犯罪学者 火村英生の推理』を見て過ごす。
TVは娘によって占拠(ゲームでね)されていたので不本意ながらPCで。
第8話までみたので、あと残り2話か。

ライブで見てたときはそれこそ子どもの初舞台を見守る親の心境に近かったから
どっちかっていうとコケやしないかと心配でひやひやしながら見ていたところがある。
でも2回目となるとさすがに心にも余裕ができ、ストーリー自体を楽しむことができて良かった。
やっぱ有栖さんのロジックは美しいよなあ。満たされた。

まえまえから再読したくてたまらなかった『乱鴉の島』もようやく手に入れたし
またもアリス萌えが再燃しそう。

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Posted by K@zumi

火村シリーズ【番外編】

ななな、なんと!こんな記事がッ!!

『 「火村」シリーズの番外編が読める! 書き下ろし新作を無料公開 』

「火村シリーズ」の第一作である『46番目の密室』には、火村と有栖川の出会いのエピソードが描かれている。

 有栖川有栖は、大学2年のときの5月7日、締切が迫っていたミステリの新人賞に応募するため、親族相続法講義の教室に原稿用紙を持ち込み、小説を執筆していた。書くことに意識を集中していた有栖川だったが、隣でおもむろに自分の執筆原稿を読みだした男子学生がいることは気づいていた。

 彼は書き上った原稿をすべて読み終えると、有栖川の手許を覗き込んでまで読もうとする。咎めようとしかけたところで講義終了となり、チャイムが鳴ったが、席を立とうとしないその男子学生は不意に「その続きはどうなるんだ?」と訊いてきたのだ。この男こそが火村英生だった。有栖川が昼飯に誘うと、火村は小説を読ませてもらったお礼にカレーをおごってくれた。

『46番目の密室』に書かれているのはここまでだが、今回のスピンオフ「あるトリックの蹉跌」では、ここでの彼等のやりとりがさらに詳しく記されている。

 あのとき、有栖川が親族相続法講義の教室で執筆していたのは、どんなミステリで、それをどんなふうに火村は読み、推理したのか。

 有栖川作品のファンなら、必読であること間違いなしだが、シリーズ未読であっても、本作をきっかけに、火村と有栖川の二人に興味が湧くこと必至の洒落た短編。この機会にぜひ楽しんでほしい。



っちゅーことだそーですよっ!!( >Д<;)

和泉さーーん、見てますかーーーーッ!(大コーフン)

IDの登録は必要ですが、これはもう読むしかないっしょ。うん。

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Posted by K@zumi

清水玲子『秘密 THE TOP SECRET』の3つの秘密

そそそ、そしてこんな記事もッ!!

『 祝・生田斗真×岡田将生で映画化! 清水玲子『秘密 THE TOP SECRET』の3つの秘密 』

 2060年、「MRI」と呼ばれる技術によって、死者の脳をスキャニングし、生前に見ていた映像を再現することができるようになった。『秘密 THE TOP SECRET』(白泉社)は、そんなMRIを専門とする警察庁の「科学警察研究所 法医第九研究室」、通称「第九」の面々を描いた近未来の警察ドラマ。2001年に第1巻が発売されて以来、本編の全12巻に加え、続編となる『秘密 season 0』1~3巻が刊行されている大人気シリーズだ。

 この度映画化されることになった『秘密』シリーズの作者、清水玲子先生を、本日発売の『ダ・ヴィンチ』8月号が特集している。誌面には収めきれなかった話を含めて、著者・清水玲子先生と『秘密』の秘密をチラリとご紹介する。



「火村シリーズ」スピンオフといい、こりゃもう『ダ・ヴィンチ』8月号は買うしかない!o(-- ) ググッ

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Posted by K@zumi

アリスとかドカベンとか

【JTスモーカーズID】をめでたく取得いたしまして、無事に『あるトリックの蹉跌』第二話を読むことができました。わーい。ぱちぱちぱち☆
あーもー、なんかね。まだふたりが出会ったばかりの頃の話だから、アリスが火村氏を「火村君」って呼んでるし火村氏も「有栖川君」(うひゃー。めっちゃ新鮮!つか、似合わねー)って呼んでいてもうこれだけでオバチャンじゅうぶん激胸あつで過呼吸になりそうよ。マジで。
そしてまたもや『46番目の密室』をうっとりと再読したい気持ちでいっぱいになる。
「アブソルートリー」もやけど、「未来の妻の名にかけて」なんて大根な台詞をしれっとノタマウ火村氏。
ほんまどこまでもキザやわ、英生。
その『46番目』だけど新装版がサイン入りでプレゼントキャンペーンやってるのでこれも当然応募した。
抽選で5名だから当たるわけナイかもだけど万が一ってこともあるものね。

待望の「第三話」の更新は14日だそうです。
で、その日は最終のしかもメインイベントの総会の日で。一日がんばって仕切り倒してヘロヘロになって帰って来たら、ディスプレイの向こうで初々しい火アリコンビが“New”の文字をぴかぴかさせながら待っていてくれるという、、、ああ。疲れたからだにはこれ以上ないご褒美になりそう~



『ダ・ヴィンチ』8月号も購入して、「清水玲子の進化論」もじっくり読ませていただきました。
なかなかに興味深い内容でして、特にセンセイが影響を受けたという作品のなかに、なんとあの…あの…

『ドカベン』がっ!!(そこ?)

清水玲子とドカベンってちょっとリンクしづらいかもしんないんだけど、わたしも『ドカベン』にははかり知れない影響を受けたし、今でも野球漫画の金字塔だと思っているし、昔はほぼ全巻持っていたし(“ほぼ”というのは明訓が弁慶高校に破れてからちょっと心が折れてしまったというか、、、)どうかするとうっかり青春を捧げてしまっても悔いのないくらいにそれはそれはすばらしい作品なのだ。
「野球でハラハラさせつつ、キャラクターがしっかりしていたから……」って清水センセイもおしゃってますが(里中ちゃん、かっこよかったけど、わたしは殿馬くん派(*´ω`) あ、でも不知火くんの彼女にもなりたかったナ)、ほんとうにあれだけの膨大で個性的なキャラクターをキチンと描きわけつつ、硬派な野球漫画としての神髄を決してくずさない。このふたつが実にしっかりと両立し、数々の心を揺さぶるドラマを生み出しながら(しかも当時彼は何本もの連載を掛け持ちしていたハズ)週刊で十年間も連載を続けていたなんてすごすぎる。できるなら水島先生のアタマをかち割って第九の“MRI”で見てみたいくらい。
思えばわたしの野球の知識はすべて『ドカベン』で教えてもらったといっても過言ではナイのだ。

てことで、清水先生をたいへん身近に感じた特集記事でありました。(え゛っ!?)

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Posted by K@zumi

手の中の秘密

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やー。暑くなってきましたね。


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Posted by K@zumi

翡翠の城

翡翠の城 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)
講談社 (2012-10-18)
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長く一族支配が続いた名門ホテルで、内紛が持ち上がった。創業者の娘で95歳になる老女が今も住む別邸・碧水閣(へきすいかく)の取り壊しをめぐり意見が対立、骨肉の争いに発展したのだ。湖に沈んだ焼死体、血染めの遺書。沼のほとりに佇む異形の館に封印された、百年にわたる秘密とは。桜井京介が鮮やかな推理で解き明かす! 


建築探偵桜井京介の事件簿第三弾。
大学教授を絵に描いたような風貌。しゃべらすとコテコテのべらんめえ口調。京介や深春を下僕のように使うことのできる唯一の存在、神代宗教授のご帰還によりこれで四天王がそろい踏みとなったモヨウ。

お家騒動をめぐる骨肉の争い。どろどろの愛憎劇。
横溝正史風だと、ここにおぞましい因習がからんでお話はもっとファンタスティック(か?)になるのですが、篠田作品はやはり現代的で、「火サス」なんかで良く見かけていた展開だなという印象です。
でまあ、殺人事件のほうは京介の手を煩わせることもなく、蒼くんの活躍とパナマ帽のデタラメ刑事(厭なヤツかと思ったらなかなか男前な人物だった)によって無事解決に至り、めでたしとなるワケですが…。

それにしても蒼くん、毎回ピンチになりすぎやね。
また彼の過去にもちらりとふれられた記述もあって、なぜ京介や教授たちが蒼を大切に思い守ってやっているのか、この辺もじょじょに明かされていくのでしょうね。たのしみ。
しかし、篠田センセイも生粋の腐女子やなあ。
蒼くんが自分に宛てられた一通の封書を受け取ったときに、研究室の受付の女性から「嬉しい手紙だったみたいね」「でも桜井さんが妬くかもよ、男性からのラブ・レターなんて」とかって云わせたり、しゃべらなければ渋い神代教授が、十六歳の美少女女子高生から求婚されたりとか、もう中二的要素がぎっしり。

で、メインとなるもうひとつの謎。パッラーディオ様式の洋館のうえに乗せられた、宇治の鳳凰堂を思わせる瓦屋根、まるでその宮殿を蹂躙するかのように悪趣味とも思える和の装飾がふんだんにほどこされた異様な建物「碧水閣」について。
なぜ当主であった幹助はそんな気がふれたような改築をくり返し、一族に、そして碧水閣に、昏い呪いをかけなくてはならなかったのか。そこにはどんな想いが託されていたのか。
建物の謎を解き明かすことで、果たして京介は、真理亜の哀しい記憶と秘められた悲劇の連鎖を断ち切ることができるのだろうか――。

飛び立つことを許されない鳥、「碧水閣」の造形の描写がとにかくすばらしかったと思います。
和と洋の狂おしいまでの抱擁。羨望と渇望と極彩色に彩られた究極の愛のカタチ。
特にラストシーンでの無数に立て並べられたロウソクの炎が照らしだす異世界のような光景は圧巻。
胸の動悸が抑えられないほど興奮しました。もう謎解きなんてどうでもいいと思うくらい。
たとえマボロシであっても、これは見てみたい。触れてみたい。感じてみたいと、切望しました。

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Posted by K@zumi

乱鴉の島

乱鴉の島 (新潮文庫)
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有栖川 有栖
新潮社
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犯罪社会学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に隠棲する、高名な老詩人。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。孤島という異界に潜む恐るべき「魔」に、火村の精緻なロジックとアクロバティックな推理が迫る。


念願の再読。

火村シリーズ初の孤島もの!(だよね?)
ほとんど冗談のような勘違いで、まるで「獄門島」のようなルックスの烏がわんさかと群れる不気味な孤島におじゃま虫してしまった犯罪学者とミステリ作家。
“孤島”というその響きだけでもうじゅうぶん小さな胸をあつく焦がすうえに、これまたダメ押しのように導入部分に登場する大乱歩の『パノラマ島奇譚』や夢野久作の『瓶詰地獄』おまけに宮澤賢治の『注文の多い料理店』などの幽玄夢幻をさそう名作の数々。
否が応でも気分は盛りあげられ、さてこれからいったいどんな惨劇が待ち構えているのだろうか。
奇っ怪な招待状によって集められた見知らぬ男女。怪しげな童謡に見立てられた連続殺人。不可解な暗号。心理の盲点を突く密室トリック。そして名探偵をあざ笑うかのような挑発的なメッセージ……

しかしながら本書はそういった華々しいクローズド・サークルのセオリーを確信犯的にするっと踏み外した、禍々しいどころかある意味とても、とても静かで寂しくて痛々しさに満ちたガラスの林檎のような物語。
端的に云うと地味、ということになるのでしょうが、有栖さんの文章の美しさと相まって、これはまるで一編の詩のような厳かな気配をまとう本格ミステリです。
しかも今回、火村英生が事件に“巻き込まれる”のです。江神さんのお株をとっちゃいましたね(ω)
いつもはそれこそ烏のように自ら死体の方へと寄っていくあの火村センセが!(ごめん)
序盤の雰囲気からオカルティックなものを連想していた方にはしょうしょう肩すかしかもしれませんね。
でもいつか読んでみたいなあ。火村英生でそんなこれ以上ないくらいのコテコテの孤島もの。

ある目的のために秘密結社のごとく「烏島」に集まっている、固い結束力をもつ謎めいた人々。
そんななかで殺人事件が発生するが、彼らに胸襟を開いてもらえず部外者として敵視されるふたり。
そこに最先端科学技術がからみ、捜査は混迷を極め、次第に身の危険さえ感じはじめるアリス。
そんな完全アウェーの状況で孤軍奮戦する火村氏とアリスがつかんだ異常で奇妙な事の真相とは――

この作品では火アリの漫才は少なめですこしカナシイのですが、代わりにかわいい少年と少女が登場し、彼らとアリスたちとの交流が子猫がじゃれ合うみたいにほっこりしててとおおおっても和みます。
一緒にキャッチボールをしたり小説を考えたりと、ふたりとも案外子守が似合うんですよねえ。ぷぷっ。
そうそう少年から「変化球、投げられる?」との無邪気な問いかけに火村氏が「俺は曲がったことが嫌いだ」と大人げなく答えるところもなに気にくすり。
曲がったことが嫌いな割には、アリスにはシュートを投げるんだからホント火村サンってややこしいω

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Posted by K@zumi

蒼い森の中に

蒼い森の中に





昨日までの淋しさ嘘のように

君の姿に色あせて

明日の朝を待ち切れず夜を舞う

君の姿を追いかけて

あのまなざし揺れて眠れない



/小椋佳「揺れるまなざし」


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残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―

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小野不由美の原作小説を『白ゆき姫殺人事件』の中村義洋監督が竹内結子主演で映画化したミステリー。「自分の部屋から奇妙な音がする」という読者からの手紙を受け取った小説家の女性が、そのマンションに秘められた過去の真相に迫っていく。


お世辞にも映像向きの派手な小説ではないだけに、いったいこの物語をどんな風に一本の映画として成立させるのだろうと、正直期待よりも不安の方が大きかったのですが、そんなことは杞憂だったようです。

久保さんが女子大生という設定なのと、主要人物があり得ないほど美男美女ぞろいだということ以外はほぼ原作通り。ただ、情報の出し方が原作とはじゃっかん違う。この辺がうまいんだなあ、と思う。
素材やピースは同じでも、出す順番や組み立て方の違いで、同じように淡々とはしていながらもドキュメンタリー風の原作から受ける恐怖とはひと味違う「物語」としての恐怖がしっかり伝播されていることに素直にびっくりしました。ケレン味のない、ひじょうに良く出来ている映像作品だと感じました。

この映画のレビューとしては、Souさんがものすごく的確に書いてらっしゃるので、わたしは「それ」をここにコピペするだけで事は足りるのですが、それではあまりにも芸がナイのでちょっとだけ突っ込んでみます。

まずは、あのゴミ屋敷のなかに単独で入ってっちゃった町内会のおじさんがとにかくスゴイ!
いやあこれはなかなかできることではありませんよ、フツウ。もうね、町会長さんの鏡やね。ほんま。
それに首をくくったおばあさんもまるで楳図漫画から抜けだしてきたみたく表情がうり二つで、よくもまあこれだけナイスな方を…と手をあわせたくなるくらいに鬼気迫っててスゴかったなあ。

新居に移った「私」の夫が、誰もいないはずの廊下の電気(センサーが人を感知して点くタイプ)が灯ったのを「なんだろうね」「不良品かなぁ」とまったく意に介さない大ボケぶりもいいアクセント。
また、狂っちゃった吉兼家の青年が、座敷牢に監禁されていたにもかかわらず屋根裏ならぬ床下の散歩者になって徘徊をくり返すための、その驚愕の脱出方法。これ、東川さんのユーモアミステリ『純喫茶「一服堂」の四季』最終話でもシュールすぎる密室トリックとして使われていたっけ…(どこまでも遠い目)
方法は同じ噴飯ものでもこの印象の差はなんなんだ、という見本のようなエピソードでありました。
それにしても心霊マニアの知識とネットワークは最強やなあ。さすが蛇の道は蛇。

『 神にも縋った。仏にも縋った。最後の手段として、魔をもって魔を祓おうとした。 』

『 でも、だめだった。 』


最恐物件である真辺家にかき集められた無数の曰く付きの道具やあちこちに貼られた魔除けの御札、ほとんど部屋ごとに置かれたいくつもの神棚に仏壇。これらの悲壮きわまりない惨状の描写は、映像で観ることによって、穢れに触れてしまった者の声にならない悲鳴や己を守るための必死さがよりいっそう明確に伝わってきて、耐えがたい恐怖と共にそうせざるを得なかった哀れな男の姿に心が痛くなる。

話しても祟られる。聞いても祟られる。出版社のスタッフくんといい、とんだとばっちりだ。

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Posted by K@zumi

醒めない

醒めない(通常盤)





キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!



家に帰ったら、スピッツのニューアルバム『醒めない』のCDは届いてるし

有栖さんの『あるトリックの蹉跌』第5話はアップされてるし


なんてステキな木曜日


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Posted by K@zumi