読んでから見るか、見てから読むか

ひさびさにflickrにいったら、ホーム画面がリニューアルされていてびっくり。
やー。最近ほんま写真撮ってないわー:(;゙゚'ω゚'):
蓮も行けなかったし、風鈴まつりも行けなかったし、今年の夏は残念やった(まだ終わってないケド)
その反動で、秋はいろいろ出かけようと思う。年末にはグアムにも行くし(*´ω`)



むかし角川がよく煽っていた「読んでから見るか、見てから読むか」というフレーズ。
当時、小説の映画化に伴ってなんとか書店での原作本の売り上げを狙おうと考え出された、ひじょうに良く出来たコピーでありまして、わたしとしてはダンゼン「読んでから見る」派だったのですが、、、

今週末に公開になる、鶴橋流“愛とお金の人間喜劇”『後妻業の女』
こちらは原作が黒川博行さんの『後妻業』で実は前々から気になっていた小説ではあったんですよ。
今回、大竹しのぶさんを主演に迎え『後妻業の女』として映画化されました。
今日の新聞で原作者の黒川さんと監督の鶴橋康夫さんのインタビュー記事を読んで、普段なら読んでから見る派だったんですが、こりゃ映画を先に見た方がええかもなあ、と感じました。

わたしにとって映画はあくまでも娯楽で、それ以上のものはあまり求めていないところがあります。
だからといってユーザーに媚びない芸術性の高い作品が嫌いとか、そういう意味ではないんですけれど。
先に原作を読んじゃってる場合はしようがないのですが、映画を100%娯楽で楽しもうと思ったら、これは原作を先に読むべきではないな、と思い直しました。
ミステリの場合はその辺がかなりびみょうなのですが(犯人やトリックがバレバレになってしまうから)
しかしお話の細かい展開やキャラクター造形については、当然ながら映画と小説は別物。
その辺をすぱっと割り切れれば、映画はなんの予備知識もなく娯楽としてがっつり楽しめるし、小説はネタバレから入るとはいうものの、映画化になるということは原作自体はそれはもうおもしろくないバズはないので、新鮮味には欠けるもののこちらもちゃんと楽しめるんではないのだろうかと。

ただそうともいえないパターンもたしかにありまして……
『配達されない三通の手紙』という野村芳太郎監督の作品があります。
こちら原作はエラリー・クイーンの『厄災の町』というミステリのようです。
当然ですがこの映画、クイーンファンからの評価はとんでもなく低いです。ストーリーを日本風にかなりの改変をされているせいもあって。そりゃあめった斬りのズタボロです。
だけどわたしはこの映画が好きで、解釈が観た人の分だけ違うようなよく判らない謎な部分も含めて、映画の雰囲気や人間群像にフシギな魅力を感じているので、あえて原作は読まないようにしようと思ってます。
原作はたぶん素晴らしいと思うんですよ。
クイーンファンが怒るということは、プロット自体が原作の原形をとどめていないからかもしれません。
でもわたしにとってはそれは別にどうでもいいことで、逆に原作を読むことで野村ワールドで感じた印象が崩れてしまうことの方が恐い気がしています。


なんてこと思いながら、あー、『後妻業の女』観てぇーーー!!ヽ(`Д´)ノ
(明後日ハ『シン・ゴジラ』ヲ見ニ行クノヨ)

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Posted by K@zumi

コメント

No title

こんばんはー。

私はやはり映画メインの人なので「見てから読む」になっちゃいますね~(ーー;)

まずビジュアルありきの映画ではどうしたって小説から脳が生み出すイメージには勝てないところがありますし、感覚としたら挿絵代わりに先に映画を見て、それから本文を読む、みたいなものでしょうか。

あとは映画でわからなかったことを補填する意味合いで原作を後読みすることがありますけど、小説の読み方としては邪道なのかもしれません( ̄。 ̄;)

  • 2016/08/22 (Mon) 22:46
  • しろくろshow #-
  • URL
しろくろさん:

> まずビジュアルありきの映画ではどうしたって小説から脳が生み出すイメージには勝てないところがありますし、感覚としたら挿絵代わりに先に映画を見て、それから本文を読む、みたいなものでしょうか。

 まさに目から鱗がぽたぽた。
 他人とのイメージの共有というのはなかなかムツカシイ話なので
 (正味の話、自分たちが作者の望むような読み方をしているかといったら、
 これも甚だむつかしい話だ)「挿絵」として!というのは云い得て妙ですね。

 2時間という限られた枠内に収めるには削らなくてはならないエピソードや
 キャラの改変などは余儀なくされるので、鑑賞後に失望するよりかはずっといいかもです。
 もちろん、文字で楽しみたい作家さんもいるのでこの辺は臨機応変になりますが。
 
 今までのように「これが映画化になるんだ!早く読まなきゃ!!!!!」
 という気持ちはなくなりました。
>
> あとは映画でわからなかったことを補填する意味合いで原作を後読みすることがありますけど、小説の読み方としては邪道なのかもしれません( ̄。 ̄;)

 いやー。本の読み方も感じ方も人それぞれですから。良いと思います。
 わたしももともとは映画ダイスキ人間だったのですが(今もですが、、、)
 結婚すると、なかなかテレビの前でじっとしていることが少なくなって
 そうなるとちょっとした空き時間や寝る前などにちょこちょこっと読める
 読書の方に自然とシフトしていってしまいました。
 
 あ、明日は『シン・ゴジラ』観に行ってきます(・ω・)ノ
 後日、しろくろさんの圧巻の考察をトラバさせてもらってイイですか?
 よろしくです~

  • 2016/08/23 (Tue) 19:10
  • K@zumi #pULoeKa6
  • URL
りょうかいです(ロ_ロ)ゞ

こんにちは。

トラバの件気にせずどんどん(?)打っちゃってください(^_^;)
映画の方も楽しんできてくださいねー。

  • 2016/08/24 (Wed) 08:14
  • しろくろshow #/obLmWO2
  • URL

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