K's Diary

時はわたしに めまいだけを残していく

心臓と左手

心臓と左手―座間味くんの推理 (光文社文庫)
石持 浅海
光文社
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ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある――。警視庁の大迫(おおさこ)警視が、あのハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件は、がらりとその様相を変える。切れ味抜群の推理を見せる安楽椅子探偵もの6編に、「月の扉」事件の11年後の決着を描いた佳編「再会」を加えた、石持ミステリーの魅力が溢れる連作短編集!


<座間味くんシリーズ>2冊目。
こちらは『月の扉』の後日譚を含めた珠玉の短編集。切れ味は鋭いです。もうわたし血だらけ。

すでに終わったと思われていた事件も
座間味くんのフィルターを通すとまったく違った景色が見えるフシギ。
本を通して一緒にお酒を酌み交わしながら、同じお料理をいただきながら
推理を聞くというのはなんとオツなことか。ああ、シアワセ。

一話ずつ読み終えるごとに、わたしもなんだかいい感じにほろ酔い気分になり
お腹もすっかり満たされたようだ。
「ごちそうさま。あー、おいしかった」そんな気持ちです。


どうやら彼も無事愛妻家となり、もう父親なのかあ。感慨深いなあ。
また憎いことに、一話進むごとに結婚から奥さんのつわりそして誕生、幼稚園と
お子さんがちょっとずつ成長していく様子が伺えるので
この辺大きくなる孫の近況を聞いてるみたいでほっこりしました。

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『心臓と左手』
石持浅海 『心臓と左手』(光文社文庫)、読了。 初めて読んだ石持作品に探偵役で登場した座間味くん。 その彼を安楽椅子探偵のポジションで活用した短編集です。 石持作品でちょっと苦手な面は、 登場人物たちの理屈っぽさにあるのですが、 短編集だと、それほど負担に感じずに読めますね。 特に、安楽椅子探偵モノだと登場人物も場面設定も限られてくるので、 非常に読みやすかったです。 ...
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