恐怖小説キリカ

恐怖小説 キリカ
恐怖小説 キリカ
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澤村 伊智
講談社
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人間が一番怖い―。あなたの日常を侵食する究極のサイコ・サスペンス!ホラー小説の新人賞を獲得し、僕は出版に向けて準備をはじめた。隣にはいつも支えてくれる最愛の妻・キリカ。順風満帆な日々が続くと思われたが、友人の一人が「作家とは人格破綻者である」「作家は不幸であるべき」と一方的な妄想を僕に押し付け、嫌がらせをはじめる。ストーカー行為、誹謗中傷の手紙、最悪の贈り物。やがて不幸は、僕とキリカのとある「秘密」を暴き出すが―。


読んで納得。

みなさんが感想書きにくいっておっしゃってたのはそーゆー訳なのね。なるほどなあ。
誉めても貶しても作者の術中にハマってまうってことかー。
ンもう。憎たらすぃ♪

作家というのは少なからずプライベートの切り売りというか
肚斬って内臓さらす、みたいなところが無きにしも非ずなので、
このお話もおそらく核心以外は極力ほんとうのことを書いてるのかもなあ。
と思いつつ読むといろんな意味で恐怖が増す。作家、熾烈やん?

危機管理意識が希薄で、SNSってけっこう個人情報がダダ漏れ。
その気にさえなれば自分の居場所が特定されることも決して不可能ではないと思うと震えあがる。
そう。匿名とはいえ、いい気になって調子こいてるといつか痛い目に遭うかもよ?

関西人らしいかなりイタい自虐ネタ、つうか自分あるあるをぶっこみ、同業者をも巻き込み
さらに読者にもつっこませながらある意味パーティーのようなサイコサスペンスに仕上げる。
フェイクドキュメンタリーとしてもエンタメホラーとしてもかなりイイ線いってます!

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Posted by K@zumi

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