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熱帯夜

熱帯夜 (角川ホラー文庫)
曽根 圭介
角川書店(角川グループパブリッシング) (2010-10-23)
売り上げランキング: 278,502

猛署日が続く8月の夜、ボクたちは凶悪なヤクザ2人に監禁されている。友人の藤堂は、妻の美鈴とボクを人質にして金策に走った。2時間後のタイムリミットまでに藤堂は戻ってくるのか?ボクは愛する美鈴を守れるのか!?スリリングな展開、そして全読者の予想を覆す衝撃のラスト。新鋭の才気がほとばしる、ミステリとホラーが融合した奇跡の傑作。


初・曽根作品。
三篇ともひじょうにテンポよくさらっと読めてしまうのだけど。

いやぁ、濃いわッ!濃い。

真っ黒なタールの中にずぶずぶと浸ってあちこちにいろんなものがへばりついて
洗っても洗ってもぬるぬるべとべとが取れない感じでどっぷりと気が滅入る。
読み始めから想像する展開と着地点が見事に違っていて、なんて身も蓋もないんだ…。
あてられた毒がキョーレツでくらくらする。

まあどちらかというとSF的な怖さなのよ。
ブラックなユーモア満載ですごくおもしろかったんだけど、なんかこう胸の中で糸引いてる感じ?

ああ、そうか。そうだよねえ。食べちゃうよねえ。
可哀想だけど、食べたらおいしいよねえ。鶏でも仔羊でも。
所詮そんなもんだよねえ。


ちなみに、わたしはお肉が苦手なので愛ちゃんと同じ末路をたどりそうでビビります。
まあ食べたいくらい愛しいってことで!
つうか、愛する人になら食べられてもええかな、という気はします。(狂ってる?)

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Posted by K@zumi

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