スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

9月に読んだ本のまとめ・続

つづきなんである。


あぶない叔父さんあぶない叔父さん感想
いやいや、そんなニコニコしてたってあなたそれもろアウトでしょ。いろいろといい話風にまとめてるけど、芯のところでは微妙に狂ってる。そんなちょっと(かなり?)ヤバい叔父さんの風貌はわたしの愛する「彼」を(嫌でも)想起してしまうんですが、ホントにもう気のせいであってほしい。お願い。ブラックすぎて笑うに笑えない落としどころはさすが麻耶さんといったところでしょうか。じわじわくる。気持ち悪さが濃霧と一緒にぺったりと肌に張り付き、船酔いのようなぐらぐら感でうまく煙にまかれてしまった感じだわ。
読了日:09月26日 著者:麻耶 雄嵩

火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫)火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
恥ずかしながら、初・カー作品。もっと難解な感じを想像していたので、思っていたよりは読みやすかった。そしてもっとオカルト物のどろどろを想像していたのが、それ以上にロジカルなミステリを堪能できた。ただ登場人物がややこしくてこんがらがってしまった。毒殺現場のトリックは予想がついたけれど、意外な犯人とその動機、胸のすくような謎解きには目からうろこがセーダイにぽたぽた。それにしてもあんなにええ仕事したクロスが気の毒すぎる。あんまりや。で、あのエピローグ。えー!ちょ、おまっ!って感じ。
読了日:09月28日 著者:ジョン・ディクスン・カー

読書メーター



◆◇◆




これまた古典の名作『火刑法廷』をあんまり予備知識なく読んだんだけど
なんかラストにまるっとひっくり返されて、
これってやっぱりミステリの皮をかぶった怪奇小説だったんでしょうか。
クロスの合理的な推理はあくまでも推理で、真実ではないということ?
まあどちらの解釈を推すかは個人の自由ってことなのかしらね。
ロジカルな本格ミステリと怪奇小説。
どちらもこれほど美しく成り立つなんて、やっぱり悪魔的にすごい小説なんだなあと思った。

関連記事
Posted by K@zumi

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。