スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10月に読んだ本のまとめ

10月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2986
ナイス数:805

十二の贄  死相学探偵 (5) (角川ホラー文庫)十二の贄 死相学探偵 (5) (角川ホラー文庫)感想
わたしは三津田さんのホラーなミステリには鼻血ぶーですが、ギャグのセンスはしょうしょう疑ってます。愛染ばあちゃんとのコミカルなやりとりにほっこり、というのもあるでしょうが、個人的にはややくどさを感じるので、できればもう少し短めでお願い。アスペクト殺人などシチュエーションはとってもご馳走なんですけど、ホラーとしてもミステリとしてもどこか中途半端な気がして爽快感が得られなかったのが残念でした。殺され方も超常現象みたいだったし、あれ?死相学探偵ってこんな感じの話だったっけ?と。
読了日:10月07日 著者:三津田 信三

鬼を纏う魔女鬼を纏う魔女感想
うーん、吉田さん、やっぱりおもしろい!読みやすい!真骨頂(?)の遺体損壊場面はまさしくえげつなさ120%だけど、思いの外スラスラいける。しかししかし犯人らの脅迫の仕方がクレイジーでハンパない。こんだけ徹底した地獄を見せつけられたら誰だっていうこと聞くんじゃないかしら。その前に発狂しそうだけど。問題のラストについては、必殺仕事人じゃないんだから絶対的な権利を与えられた彼らがソレやっちゃいかんだろう、さすがに。とか思うけれど、東條刑事が相変わらずかっこよかったから、赦す(え゛っ?)
読了日:10月12日 著者:吉田恭教

MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)感想
猟奇事件もどんどん何でもアリになってきました。てか、もともとホラー文庫なのでぜんぜんオッケーなわけだけど。今回はあの死神女史も首をひねる半人半魚の遺体が発見されるという、初っ端からヤワなハートをがしっと掴まれる展開に、わくわくで無意識にお尻が揺れまくりであった。子どもか。しかし科学者の性というのは恐ろしいですね。好奇心に勝てないからこそ、彼らはさまざまな研究に挑み素晴らしい成果を上げ、人びとの暮らしはより良いものになったのは間違いないのだとしても。それは狂気と紙一重の危うさ。
読了日:10月14日 著者:内藤 了

サンマイ崩れ (角川ホラー文庫)サンマイ崩れ (角川ホラー文庫)感想
なんだこれ!すごくおもしろかった。表題作はこれぞ日本の怪談といった感じの真っ当な怖さ。とてもオーソドックスな物語ながら、時折ユーモラスな場面も挟みつつ、朴訥と進む展開と明かされる怪異とのコントラストに肌があわ立つと同時に、寥寥としたなつかしさも覚える。味のある方言も良かった。『ウスサマ明王』は、もう傑作。荒唐無稽バンザイ。もしも実相寺監督(亡くなってるけど)で映画化になったら会社休んででも見に行く!と思えるほど。この哀しくてハチャメチャな感じが、わたしには合っていたと思う。
読了日:10月19日 著者:吉岡 暁

サイレント・ヴォイス 〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)サイレント・ヴォイス 〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
『メンタリスト』のジェーンが、いっさい相手にしゃべらせることなく、広げた地図のなかから目的の場所をじりじりと特定していった魔法がようやく解けた気がした。なるほろ。大脳辺縁系かぁ。すごいなあ。てか、傍にいるだけで震えあがるわ。たしかにこんな技持ってると生きにくいかもしんない。判りすぎるのも良し悪しやね。物語は取調室のなかで繰りひろげられるワンシチュエーションドラマ。こういう密室での腹の探り合いのお話は大好物♪楽しかった。シリーズ化してるようなので、これはぜひ追いかけなければっ!
読了日:10月21日 著者:佐藤 青南

あなたが愛した記憶 (集英社文庫)あなたが愛した記憶 (集英社文庫)感想
受け継がれてきたDNAによって、わたしも誰かの生を生きているのか。永遠の命とは肉体ではなく、すなわち「記憶」である。というのは、甦りのひとつとして度々取り上げられているが、人魚の肉を喰らって不老不死になるよりかは、肉体という入れ物に乗り換える方が、たしかに利便性は良い気がする。清彦はこれからも輪廻転生を繰り返しながら永遠に生きてゆくのだろうか。愛する人を失い続けていくのだろうか。おぞましい殺戮の連鎖は断ち切れたのだとしても、主人公の行動は正義なのか、わたしにはわからない。
読了日:10月24日 著者:誉田 哲也

救済のゲーム救済のゲーム感想
とてもおもしろかった。ゴルフに無知で、イーグルってなに?バンド?くらいのアホな知識でもじゅうぶん楽しめるし堪能できた。世にも美しい場所で発見された酷たらしい串刺し遺体。まるで騎兵隊によって虐殺されたインディアンの呪いのように。この不可解な謎に挑むのは無名の天才プロゴルファー。彼を支えるキャラクターの誰もが魅力的で、軽快な会話も好感度大。特にアンドロイドのように冷徹なヒューズ警部に萌える。真相はただただ悲しく遣り切れないが、読了後は『救済のゲーム』にふさわしい爽やかさだった。
読了日:10月29日 著者:河合 莞爾

乱歩城 人間椅子の国 (光文社文庫)乱歩城 人間椅子の国 (光文社文庫)感想
やーもー聞きしに勝る変態度。共感はとてもできないけれど理解はできる(え゛っ!?)大乱歩の小説を大胆にアレンジした物語は数々あれど、こんなにねばちっこい作品は初めて読んだかもしんない。だいたい明智探偵がグラマラスな美女で倫理観ゼロのサディストな変態探偵で、助手の小林少年は夜な夜なスッポンポンで屋根裏を徘徊する危険度マックスな変態少年という設定とかどんだけ?登場する変態さんもさすが選ばれし者といったツワモノぞろい。目に沁みるような奥深い世界と哀愁がそこはかとなく香る一品であった。
読了日:10月29日 著者:黒 史郎

ようするに、怪異ではない。  お祭り百鬼夜行 (角川文庫)ようするに、怪異ではない。 お祭り百鬼夜行 (角川文庫)感想
シリーズ第三弾。今回は文化祭がテーマ。イイですねえ。日常の謎系学園ミステリで文化祭って云ったらテッパンでしょう!心踊らないハズはなし。また「鵺の謎」というのが縦糸に入った連作短編集になっていて、なかなか読みごたえもありました。『うる星やつら』みたいなドタバタワールドも楽しかったナ。青春の日の健気でまぶしくてひりひりしていて、胸をきしませるほろ苦い雰囲気もびしばし伝わってきて、なつかしさと甘酸っぱさで過呼吸が起こりそうよ。それにしても生徒会長、あんたらちゃっかりしすぎやろう!
読了日:10月30日 著者:皆藤 黒助

読書メーター



◆◇◆




ぅーん、10月は10冊に一歩届かず!今月はもっと届かなさそうなヨカン…(>_<) 
だって紅葉とか紅葉とか紅葉とか見に行きたいじゃない?(なんだそれ)

はじめましての作家さんも3名いらっしゃって、バラエティに富んだ楽しい読書でした。
特に『サンマイ崩れ』と『救済のゲーム』がおもしろかった。おすすめ。

そうそう、今月は11日、12日と女性陣4名(母と娘二人)でメナード青山リゾートに行って
ハーブガーデンで遊んで、創作を楽しんで、温泉入って、フレンチ食べて、エステに行って
命の洗濯をしてきます。
20年近くコツコツ貯めていた500円貯金がけっこういい金額になっていたので
それでもってパーーッと景気よく使ってきます♪♪♪

関連記事
Posted by K@zumi

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。